avex:ブロックチェーン関連会社「エイベックス・テクノロジーズ」新設|VR・ゲームなど提供へ
エイベックス(avex)は、ブロックチェーン技術やクラウドサービスを用いたゲーム・映像・音楽・VR(仮想現実)などのコンテンツの企画・開発・制作・販売などを行う100%子会社「エイベックス・テクノロジーズ(Avex Technologies Inc.)」を2019年5月14日に設立すると発表しました。
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エイベックス・テクノロジーズとは
エイベックス・テクノロジーズ(Avex Technologies Inc.)とは、クラウドやブロックチェーン技術を用いたゲーム・映像・音楽・VR(仮想現実)などのコンテンツやシステムの企画・開発・制作・販売などを行う「エイベックス株式会社」の100%子会社です。
「Entertainment×Tech×Global」をキーワードとして最先端テクノロジーを活用した新しいビジネスの可能性を追求している同社グループは、近年の急速なテクノロジーの進化に伴い"新しい知的財産権(IP)が必要である"という考えから、ブロックチェーンなどの技術を活用したサービスの開発に乗り出しています。
エイベックスのプレスリリースによると、資本金は1億円とされており、代表取締役社長にはエイベックス執行役員である岩永朝陽(いわながあさひ)氏が就任しています。また正式な設立年月日は2019年5月14日とされています。
「未来志向型エンタテインメント企業」を目指すエイベックス
エイベックスは昨年5月にも、フィンテック(Fintech)事業への取り組みの一つとして「エンタメコイン株式会社」の設立を発表しています。
同社はこの当時から「未来志向型エンタテインメント企業」を目指すというビジョンを語っており、ブロックチェーン技術を用いた決済システムを各種コンテンツに紐付けたサービスを展開していくことを発表していました。
音楽・ゲーム・映像・VRなどの分野では、コンテンツ制作者に適切な報酬を与え、海賊版などの偽造商品に対処するためなどにブロックチェーンや仮想通貨が積極的に活用されています。
エイベックスの新しい子会社が具体的にどのようなサービスを提供していくかどうかに関しては明らかにされていないものの、これらの技術を活用するメリットは数多く存在すると考えられます。
ブロックチェーン関連のニュースはこれまでは海外のものが多く取り上げられていましたが、今後はエイベックスなどの日本国内企業が展開する新しい事業にも注目です。
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