暗号資産・ブロックチェーン関連の様々な情報を掲載している大手サイト「CoinGecko」は2023年1月5日に、カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーンを基盤としたアルゴリズム型ステーブルコインである「Djed」の情報掲載を開始したことを発表しました。Djedは今月リリースされる予定となっているため、今後の正式リリースには注目が集まっています。
こちらから読む:ビットバンク、FLR取扱い開始日を発表「暗号資産」関連ニュース
正式リリースに向けて「Djed」のページを公開
暗号資産・ブロックチェーン関連の様々な情報を掲載している大手サイト「CoinGecko」は2023年1月5日に、カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーンを基盤としたアルゴリズム型ステーブルコインである「Djed」の情報掲載を開始したことを発表しました。
DjedはADA決済ソリューションなどを手がけていることでも知られるDAGベースのレイヤー1プロトコル「COTI(コティ)」がカルダノ開発企業である「Input Output」と協力して開発を進めているアルゴリズム型ステーブルコインであり、リザーブコイン「Shen」による過剰担保で安定性を確保していることなどを特徴としています。
CoinGeckoのDjed説明欄では「Cardanoネットワーク上に構築された最初の過剰担保・暗号資産担保型アルゴリズムステーブルコイン」と紹介されており、最大8倍の過剰担保でリペグのリスクを軽減していることなどについても説明されています。
Djedの価格情報などはまだ掲載されていないものの、Djedは昨年11月に「DjedがCardanoメインネット上で2023年1月にリリースされること」を発表しており、ローンチ時点で分散型取引所(DEX)などCardanoエコシステム上に存在する40種類のアプリケーションにDjedが統合される予定であることなども報告されていたため、正式リリース後には価格情報や取引可能な取引所の情報なども掲載されることになると予想されます。
昨年は代表的なアルゴリズム型ステーブルコインであった「UST(現:USTC)」で大規模なリペグが発生したことによって、ステーブルコイン全体に対する不信感が高まっていたため、新たにリリースされる「Djed」の機能性や安定性などには注目が集まっています。
なお、Djedに関する情報は人気の仮想通貨関連情報サイトである「CoinMarketCap」にも掲載されています。