BloktopiaのBLOKトークン「Arbitrum Network」でも取引可能に
全21階建てのビル型メタバースを構築している「ブロックトピア(Bloktopia/BLOK)」は2023年3月24日に、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューションである「アービトラム(Arbitrum)」のブロックチェーン上で仮想通貨BLOKの提供を開始することを発表しました。
こちらから読む:大手企業も続々と参入「メタバース」関連ニュース
仮想通貨BLOKを「Arbitrumチェーン」で展開
ブロックトピア(Bloktopia/BLOK)は2023年3月24日に、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューションである「Arbitrum」のブロックチェーン上で仮想通貨BLOKの提供を開始することを発表しました。
アービトラム(Arbitrum/ARB)は、イーサリアムのネットワークで度々発生する取引遅延・手数料高騰などといった「スケーラビリティ問題」を解決することを目的として開発されたレイヤー2スケーリングソリューションであり、最近ではArbitrumのガバナンストークンとなる「ARB」が大手暗号資産取引所に続々と上場していることでも注目を集めています。
Bloktopiaの仮想通貨BLOKは「Polygon」や「BNB Smart Chain」などのブロックチェーン上で取引されていますが、今回は継続的なマルチチェーン戦略の一環として「Arbitrum」でもBLOKの提供を開始することが報告されています。
Arbitrumは迅速かつ安価な取引が特徴で「イーサリアムが1秒間に14件のトランザクションを処理するのに対して、アービトラムは1秒間に40,000件のトランザクションを処理」「イーサリアムでは取引完了に数ドルのコストがかかるものの、アービトラムのコストは約2セント程度」と報告されています。
アービトラム上のBLOKは暗号資産取引所にも上場予定
「Arbitrumチェーン上のBLOK」はまだ暗号資産取引所で取引できないものの、来週には中央集権型の暗号資産取引所で取引できるようになる予定だと報告されています。なお、Arbitrumチェーン上でBLOKが流通しても、BLOKの供給量が増えることはないため、BLOKの総供給量は変わりません。
Arbitrumチェーン上のBLOKのコントラクトアドレスは「0x9DCE8e754913d928eB39Bc4fC3CF047e364f7f2C」で、仮想通貨ウォレットMetaMask(メタマスク)にArbitrumのネットワークを追加する際に必要となるネットワーク情報については以下のように報告されています。
ネットワーク名:Arbitrum One
新しいRPC URL:https://arb1.arbitrum.io/rpc
チェーンID:42161
通貨記号:ETH
ブロックエクスプローラーURL:https://arbiscan.io/
Bloktopiaは21階建ての未来的なビル型メタバースを構築している仮想通貨プロジェクトであり、ユーザーは仮想世界を探索できるだけでなく、不動産や広告スペースを活用して収益化を図ることも可能となっています。
ブロックトピアのメタバースには大手暗号資産取引所や有名プロジェクトを含む多数のプロジェクトが参加しており、今年2月には分散型取引所(DEX)のアグリゲーターである「1inch Network」と提携したことも発表されています。
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