賞金は仮想通貨!中国で話題のモバイルゲーム・トーナメント
中国の福建省のeGamingトーナメントグループは、世界的に人気のモバイルゲーム『King of Glory(王者荣耀)』の大会の賞金として人民元(CNY)だけでなく仮想通貨を新たに追加しています。
King of Glory(王者荣耀)
中国の福建省のeGamingトーナメントグループは、世界的に人気のモバイルゲームである『King of Glory(王者荣耀)』を利用して、アマチュアチームが州と都市のトーナメントで中心的な役割を果たすことを可能にします。
King of Gloryは現在世界で最もプレイされているゲームの一つであり、毎日5,000万人以上のプレイヤーがアクセスしており、月間のプレイヤー人数は2億人以上のにものぼります。このゲームは世界中で大会が開かれているその他のゲームと比べ、急速にユーザー数を増やしています。
仮想通貨での報酬
福建eGamingは、中国のeSport市場の指数関数的成長に対応するために、中国全土にさらに5つの『eSportsアリーナ』を開設する予定です。
さらにこれらの新たな分野の他にも中国の最初の報酬制度として、人民元(RMB/CNY)と仮想通貨の両方を採用しています。
(左)福建eGamingトーナメントグループの福州アリーナ-(右)Fujian eGamingの江蘇アリーナ(goldvoice.clubから)
福建eGamingの広報担当者であるチェン氏は、次のように述べています。
「プレイヤーと視聴者の大半は30歳未満です。彼らはゲームと仮想通貨に非常に興味があり、その多くの人々は人民元の代わりに仮想通貨を持つことを好みます。このようなことから、私たちがトーナメントの勝者の報酬として仮想通貨を追加するのは当然のことであり、これが中国市場で独自に確立するのに役立つだろうと考えています。」
ここ最近では、仮想通貨を使ったゲームも続々と増えてきています。チェン氏の述べているように、ゲームのプレイヤーの多くは仮想通貨にも興味を持っており、課金制のゲームだけでなく、実際に仮想通貨を通じてキャラクターなどの売買ができるゲームの需要も高まってきています。
ゲームを使って競い合う『e-sports』も世界的に注目を集めてきているため、今後もこのようなゲームの祭典に仮想通貨が導入されることが増えてくると考えられます。
e-sportsとは
『e-sports』は、エレクトロニック・スポーツの略であり、電子機器を使用して行う娯楽や競技、スポーツ全般を指す言葉です。コンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際に使用されています。
日本ではまだ聞き慣れていない方も多い言葉ですが、世界的は急速に普及してきており、2022年のアジアカップからはメダル種目として正式に採用されることも決定しています。
簡単に説明すると、ゲームで対戦して優勝者を決定するという競技なのですが、非常に高額な賞金が与えられることでも有名であり、2016年に開催された『Dota2 international 2016』の優勝賞金は10億1,000万円、賞金総額は23憶1,000万円となっていました。
仮想通貨を活用したゲームと共にe-sportsのような祭典にも注目です。
日本でも仮想通貨が稼げる夢のようなゲームとして「BitHunters(ビットハンターズ)」というゲームが以前から話題となっています。
BitHuntersに関する記事はこちら
(引用:goldvoice.club)