Binance・Bitfinexに次ぐ「世界第3位」の保有量
所有者が明らかにされていない謎のビットコインウォレットアドレスが、記事執筆時点で約4,500億円以上に相当する「118,300 BTC」を約3ヶ月ほどで蓄積したことが「BitInfoCharts」のデータで明らかになりました。
このBTCクジラのウォレットアドレスは「bc1ql49ydapnjafl5t2cp9zqpjwe6pdgmxy98859v2」で、BTC保有量ランキングで見ると「Binance」や「Bitfinex」に続く”世界第3位のBTCクジラ“となっています。
BitInfoChartsに掲載されている情報によると、このアドレスが最初に受け取ったBTC数量は2023年5月の「0.25 BTC」で、その後は6月末頃までにかけて「1,700 BTC〜16,650 BTC」を複数回に分けて受け取っていることが示されています。
クジラの蓄積報告は以前から
新たに登場したBTCアドレスの所有者は?
このウォレットアドレスの所有者情報は記事執筆時点で明らかにされていないものの、圧倒的なBTCを保有していることから「暗号資産取引所が保有するビットコインを新しいアドレスに移している可能性がある」との見方も出ています。
なお、このアドレスに続く世界第4位のBTCクジラは「Binanceのコールドウォレット」となっていますが、それ以降のトップリストには「所有者不明のBTCアドレス」が複数続いているため、取引所のものではない可能性もあると考えられます。
ここ最近では「10年以上眠っていたクジラがBTCを送金し始めた」という報告も多数なされていたため、現在はそのようなアドレスの動向や、新しく登場したBTCクジラの動きにも注目が集まってきています。
続報:BTCクジラは「Robinhood」と判明
“謎のビットコインクジラ”の正体が、米国で人気の投資アプリ「Robinhood(ロビンフッド)」であることが明らかになりました。
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休眠状態のクジラが資金移動