コインチェック1億リップル(XRP)補填完了!サービスの全面再開迫る
お詫びと訂正:この記事で「1億リップル(XRP)」と表記していた内容は誤りであり、正しくは「10億リップル(XRP)」です。当メディアをご購読いただいております皆様、並びにコインチェック様にお詫びいたします。誠に申し訳ございませんでした。今後、このような事がありませんよう細心の注意を払ってまいりますので、どうかご容赦いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。(追記:2018年6月22日)
Coincheck(コインチェック)のサービス全面再開が近づいているようです。6月14日には、コインチェックのアドレスにおよそ580億円に相当する約10億リップル(XRP)が送金されていることがわかりました。
今週中にもサービス再開か
マネックスグループの松本大社長は4月6日に行われた記者会見の中で、6月中にサービスを全面再開できるよう目指していることを明かしていたため、ここ最近でコインチェックのサービス再開に期待が高まっていましたが、6月14日にはコインチェックのアドレス宛に約10億XRPが送金されていることも明らかになりました。
コインチェックのアドレス宛に送金されたリップル(引用:bithomp.com)
現在の日本円価格に換算すると、およそ580億円にも昇るXRPが送金されたことで、コミュニティの間で大きな話題を呼んでいます。一部では『本日18日にも再開されるのでは?』とも言われていますが、早ければ今週中にはサービスが全面的に再開されるだろうという見方が強まっています。
コインチェックは以前からユーザー数が多いことでも知られているため、そのすべてのユーザーがまた新たに取引を開始するとは言えないにしても、これまでよりもはるかに市場が活気付くことが予想されます。
匿名通貨の廃止は本日から
また、コインチェックはZcash(ZEC)、DASH(DASH)、Monero(XMR)、Augur(REP)の取り扱いを本日18日をもって廃止しています。
廃止の理由についてCoincheckは「金融庁からの業務改善命令を厳粛かつ真摯に受け止め、深く反省し、マネーロンダリングの防止とテロ資金供与対策の管理体制の整備と強化のために、これらの仮想通貨を取り扱うことが適切ではないと判断した」と説明しています。
また対象通貨を18日の時点でもコインチェックアカウントで保有していた場合は、市場価格で売却され、日本円に転換されることになっていました。
コインチェックからの匿名通貨廃止の発表はこちら
本日付けでこれらの通貨も売却し、リップル(XRP)を補充も行なっていることなどから考えると、今週中にサービス再開となる可能性も十分考えられます。
リップル(XRP)の底値は?
1億XRPが送金された前後のリップルチャート(引用:coingecko.com)
コインチェックに10億XRPが送金された2018年6月14日の時点では、1XRP=57円で取引されていました。
今年の4月にも51円付近まで下落したのちに反転し、その後は100円を前後まで上昇しています。現在の下落も50円台でとどまっており、コインチェックも今の時期に10億XRPを補填していることなどから考えると、50円以下に下がる可能性は低いとも考えられるため、一部では『今が買い時である』という意見も出ています。
現在リップル(XRP)はわずかに下落しながらも、58円前後で取引されています。