STRKトークンを対象者に無料配布
イーサリアム(ETH)のレイヤー2「Starknet」を推進するスタークネット財団は2024年2月14日に、7億枚以上のSTRKトークンを約130万の対象ウォレットに無料配布(エアドロップ)することを発表しました。
STRKトークンは、取引手数料の支払い・ステーキング・ガバナンス投票などで使用できるトークンであり、Starknetの基盤構築に貢献した個人やグループ向けに配布を行うと説明されています。
エアドロップの対象者は?
エアドロップ(無料配布)の対象者としては以下のような人々が挙げられており、受取資格を持っているかどうかは「こちらのページ」で確認することができるようになっています。
【STRKトークンのエアドロップ対象者・条件】
- Starknetユーザー
3か月以上の間にStarknetを合計5回以上使用し、2023年11月15日までに累計100ドル以上の取引をし、その日のアカウントに0.005ETH以上があった。 - Starknetコミュニティ
早期コミュニティメンバープログラム(ECMP)の承認された参加者。 - Starknet開発者
2023年11月15日より前に、StarknetのElectric Capitalレポートに表示されるリポジトリに対して少なくとも3つのコミットを行った方。これらのコミットのうち少なくとも1つが2018年以降に行われた。 - StarkExユーザー
2022年6月1日までに、StarkExベースのアプリを少なくとも8回使用した。 - イーサリアム開発者
2023年11月15日より前に、イーサリアムのElectric Capitalレポートに表示されるリポジトリに対して少なくとも3つのコミットを行った。これらのコミットのうち少なくとも1つが2018年以降に行われた。 - EIP著者
2023年11月15日より前に公開されたEIPの著者また共同著者としてGitHubに掲載されている。 - イーサリアムステーカー
2022年9月15日までにETHをステーキングした。ステーキングプールまたは中央集権型取引所を介してステーキングした場合、ポータルを通じてETHを直接請求することはできない。プロバイダーは、割り当てられたSTRKを要求し、それを配布する必要がある。 - イーサリアムプロトコルギルド
2023年11月15日にイーサリアムプロトコルギルドのメンバーとして登録された。 - GitHub開発者
2023年11月15日までに、星の数でランク付けされた世界中の上位5,000リポジトリの1つであるリポジトリに対して少なくとも3つのコミットを行った。これらのコミットのうち少なくとも1つが2018年以降に行われた。
エアドロップの請求開始日は?
STRKトークンのエアドロップ請求は、日本時間2024年2月20日21:00(UTC:2024年2月20日12:00)から可能になるとのことで、請求可能期間は「プログラム開始後4か月間」とされています。
請求可能期間中に請求されなかったSTRKトークンはプールに回収され、将来のラウンドやプログラムで配布される予定です。
エアドロップ対象者は「最新版のStarknet wallet」を通じてトークンを請求することが可能で、請求は「プロビジョンポータル」で可能になると説明されています。
STRKトークン無料配布の詳細は「スタークネット財団の公式発表ページ」で確認することができます。
続報:BINANCE「STRKの上場・配布」を発表
(追記:2024年2月20日)
BINANCE(バイナンス)は2024年2月20日に「日本時間2024年2月20日22:00からSTRKトークンの現物取引サービスを開始すること」を発表しました(※Binance Japanでの取り扱いではありません)。
新たに追加される取引ペアは「STRK/BTC、STRK/USDT、STRK/FDUSD、STRK/TRY」の4種類で、STRKトークンの入金受付はすでに開始、STRKトークンの出金は日本時間2024年2月21日22:00から可能になると説明されています。
なお、バイナンスは「Binance EarnでETHをステーキングしていたユーザーに対して、STRKトークンを分配すること」も発表しています。
Binance Earnは、Binanceで$ETHをステークしたすべての対象ユーザーに対して、$STRKを分配します。
スナップショット日時などの詳細はこちら。