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Semler Scientific:ビットコイン投資を加速「最大1.5億ドルの資金調達」も計画

保有するビットコインは合計528 BTCに

米国の医療機器メーカーSemler Scientific(セムラーサイエンティフィック)が、新たに1,700万ドル(約26億6,400万円)相当のビットコインを追加購入したことが明らかになりました。

Semler Scientificは、NASDAQ(ナスダック)に上場している米国の医療機器メーカーであり、先月28日には総額4,000万ドル(約62億9,000万円)相当のビットコインを購入したことを発表していました。

今回の追加購入は米国証券取引委員会(SEC)に提出された書類によって明らかになったもので、2024年6月6日時点では総額5,700万ドル(約89億3,300万円)で取得した528 BTCを保有していると報告されています。

2024年5月28日、当社は取締役会において、市場環境と予想される現金需要に応じて継続的にビットコインを主要な自己準備資産として採用し、手数料と経費を含めて総額4,000万ドルで581ビットコインを購入したことを発表しました。

当社は2024年6月6日現在、手数料と経費を含めて総額5,700万ドルで取得した合計828ビットコインを保有しています。

BTC追加購入に向けた「1.5億ドルの資金調達」も計画

今回の書類では、セムラーサイエンティフィックがビットコインの追加購入に向けて最大1億5,000万ドル(約235億円)の資金調達を計画していることも明らかにされています。

同社は「ビットコインは信頼できる価値の保存手段であり、魅力的な投資先である」と評価しており、「希少で有限な資産であるビットコインは、世界的に不安定な状況が続く中で、合理的なインフレヘッジ手段・安全な避難先として機能するユニークな特徴を持っている」と語っています。

また、同社は「ビットコインが有する独自の特性は、法定通貨だけでなく他の暗号資産とも差別化できるものだ」との考えも示しており、そのような理由から「ビットコイン意外の暗号資産を購入する予定はない」とも語っています。

ビットコイン投資戦略を採用しているマイクロストラテジーやメタプラネットは現在もBTCの追加購入を続けていて、先月末にはメタプラネットから「2億5,000万円相当のBTCを追加購入する計画」も発表されています。

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