仮想通貨ニュース週間まとめ「米大統領選・ADA・SHIB」など最近の注目記事
2024年11月3日〜9日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
ビットバンク「信用取引サービス」提供へ
bitbank(ビットバンク)は2024年11月7日に、現金や仮想通貨を保証金として預け入れることによってレバレッジをかけた取引を行うことができる「信用取引」のサービスを2024年11月11日から提供開始することを発表しました。
ビットバンクは、暗号資産・ブロックチェーン関連のプロジェクトを対象とした本格的な投資活動を行う新子会社「Bitbank Ventures 合同会社」を設立したことも発表しています。
日本国内の注目ニュースはこちら
米コンビニチェーン、全店舗で仮想通貨決済に対応
仮想通貨決済ネットワークを展開しているFlexa(フレクサ)は2024年10月31日に、米国のコンビニチェーンSheetz(シーツ)との提携を拡大して、750を超えるすべてのSheetz店舗で仮想通貨決済を導入したことを発表しました。
Flexaは2021年5月にSheetzと提携して一部店舗で仮想通貨決済を導入したことを発表していましたが、今回は仮想通貨決済の初期展開が一部店舗で成功したことを受けて提携を拡大し、750を超えるすべてSheetz店舗で仮想通貨決済を可能にしたと説明されています。
決済関連の注目ニュースはこちら
米大統領選挙でトランプ氏が勝利
2024年の米大統領選挙で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利したことによって、2025年1月20日にドナルド・トランプ氏が47代目の米大統領に就任することが決定しました。
ドナルド・トランプ氏は元々ビットコイン(BTC)などの仮想通貨に対して否定的な見解を示していましたが、現在は仮想通貨を支持する姿勢を明確に示しているため、仮想通貨業界ではトランプ政権の仮想通貨政策に期待が高まっています。
米大統領選に関する注目記事
トランプ氏勝利で価格上昇に期待高まる
ビットコイン(BTC)の価格は2024年10月7日に、米大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利したことを受けて過去最高値となる76,000ドル(約1,174万円)まで上昇しました。
仮想通貨に積極的なドナルド・トランプ氏が米大統領選で勝利したことを受けて、仮想通貨業界では各種銘柄の価格上昇に対する期待感も高まっており、複数の専門家やアナリストが大幅な価格上昇を予想しています。
年金基金で仮想通貨投資の動きが拡大
アメリカ・ミシガン州の退職年金基金が、Grayscale(グレースケール)のイーサリアム現物ETFを保有していることが明らかになりました。
今月4日には、英国の年金制度アドバイザーであるCartwright(カートライト)からも「匿名の年金基金がポートフォリオの3%をビットコインに割り当てた」と発表されています。
カルダノ創設者がトランプ政権の政策顧問に?
カルダノ(Cardano/ADA)の開発企業Input Output Global(IOG)の社長であるタマラ・ハーセン氏は2024年11月8日に「トランプ・バンス政権はカルダノ創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏を仮想通貨政策顧問に選ぶ可能性が高い」との見解を示しました。
チャールズ・ホスキンソン氏は仮想通貨・ブロックチェーンに関する非常に深い専門知識を有しているだけでなく、ブロックチェーン技術全体を通じて世の中を良くしようとする行動を行なっているため、米国の仮想通貨政策顧問として適任だと評価する意見が数多くあがっています。
米次期大統領に「S.H.I.B.」イニシアチブ提案
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のリード開発者であるShytoshi Kusama氏は2024年11月5日に、米国の都市にイノベーションとブロックチェーンのための戦略的ハブを設立することを目指す「S.H.I.B.」イニシアチブを米国の次期大統領や関係者向けに提案しました。
今回の提案は、米国をブロックチェーン業界の中心地とするための様々な取り組みを提案するものであり、ブログ記事では米国をブロックチェーン技術と持続可能な開発の中心地に変えるための具体的な戦略について説明が行われています。
SHIB関連の注目記事はこちら
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用