BONE上場を求める署名活動がスタート
暗号資産取引所BINANCE(バイナンス)に対して、シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)関連の仮想通貨である「BONE」の上場を求める署名活動が開始されたことが明らかになりました。
Bone ShibaSwap(BONE)は、SHIBエコシステムに組み込まれている主要な仮想通貨の1つであり、SHIB関連のイーサリアムL2である「Shibarium」のガス代支払いでも利用されています。
今回の署名活動はネット上で署名を集めることができるウェブサイト「change.org」を通じて2024年11月25日から開始されたもので、記事執筆時点では1,000人の目標に対して681人からの署名が集まっています。
なお「change.org」の署名活動には誰でも簡単に参加することが可能で、アカウントを作成すれば各種署名ページからワンクリックで署名できるようになっています。
BONEやShibariumの利点を強調
今回の署名活動はMazrael Leashtenant氏によって開始されたもので、署名ページではBONEに関する詳しい説明も行われています。
具体的には「BONEはShibariumのガストークンとして機能し、トランザクション処理・ネットワーク保護・コミュニティ内のガバナンス強化において重要な役割を果たす」と説明されていて、Shibariumにおいて非常に重要なトークンであることが強調されています。
また、Shibariumが高速・安全・低コストな高性能ブロックチェーンであることや、完全準同型暗号化技術(FHE)などの高度なツールを提供していることも強調されていて、BONEは分散型取引所(DEX)だけでなく「MEXC、HTX、OKX、Crypto.com、Gate.io」などの大手暗号資産取引所にも上場していると説明されています。
Mazrael Leashtenant氏は「BONEの上場はトークンだけでなくSHIBエコシステム全体に利益をもたらすものだ」と述べており、「BONEを上場することによってエコシステム全体が活性化し、ユーザー・開発者・企業がこれらのトークンをより手軽に利用できるようになり、分散型イノベーションを促進することができる」と語っています。
SHIB関連の署名活動は他にも
SHIBコミュニティでは「change.org」を通じた署名活動が以前から実施されていて、2024年2月には「グレースケールにSHIB ETFのローンチを求める署名活動」がスタート、2024年7月には「BINANCEにSHIBバーンメカニズムの実装を求める署名活動」も開始されています。
これらの署名活動はあくまでも要望を伝えるためのものであり、署名人数が目標に到達したからといって必ず要望が実現されるわけではないものの、賛同する意見が多く集まってコミュニティの声が宛先企業に届けば、実際に企業内で検討がなされる可能性もあると期待されます。
Shibariumでは新しいトークンやサービスが続々と登場していて、最近ではShibariumへの資金流入が急増していることも報告されていますが、BINANCEでBONEやShibariumがサポートされれば、BONEの売買や準備がより手軽になり、Shibariumの成長もさらに促進される可能性があると期待されます。
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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