John McAfee(ジョン・マカフィー)氏に関連するここ最近で最もホットな話題である「Bitfi Wallet」のニュースは絶えることはありません。以前、ハッキングに成功したと自称していた15歳のハッカーSaleem Rashid(サリーム・ラシッド)氏は、この『解錠不可能』と言われるウォレットで、一人称シューティングゲームをプレイしている動画を公開しています。
こちらから読む:15歳の粋なハッカー・サリーム・ラシッド氏
15歳の天才ハッカー?サリーム・ラシッド氏
仮想通貨の世界において、常に危険と隣り合わせな人生を満喫しているジョン・マカフィー氏ですが、15歳の天才ハッカー・サリーム・ラシッド氏もマカフィー氏への挑戦を楽しんでいるようにも見えます。
以前ラシッド氏は、ハッキング不可能な仮想通貨ウォレットと言われる「Bitfi Wallet」のハッキングに成功したという内容の投稿をTwitter上に投稿し大きな注目を集めました。しかし、ハッキングの成功報酬である25万ドル(約2,750万円)は「いらない」と主張していたため、実際には条件を満たすまでのハッキングには成功していないとの判断がなされていました。
この論争では、その後も様々な議論が交わされており”ハッキング不可能”であるのか”ハッキング可能”であるのかについては、一般の人々からははっきりとした答えがわからない状況が続いていました。
しかし結果的には、成功報酬を受け取った人物はその後も現れておらず、マカフィー氏はハッキングの成功者はいないという結論を導き出しました。
Bitfi Walletでゲームを満喫
一連の議論の中で、『ハッキングに成功していないにも関わらず、全世界にハッキングしたと語ったことは人として恥ずべき行為だ』との批判を受けたラシッド氏は、現在「Bitfi Wallet」で一人称視点のシューティングゲーム「Doom」をプレイして楽しんでいます。
ラシッド氏はこのゲームを『あまりにも簡単にインストールできた』と主張しています。
しかし注目すべき点は、ゲームをプレイできるまでに改良を加えられた「Bitfi Wallet」は、未だにそのセキュリティを維持しているという点です。
多機能仮想通貨ウォレット「Bitfi Wallet」
今回のハッキングにおいてもBitfiのビットコインは影響を受けておらず、ラシッド氏はビットコインを盗むことはできなかったと報じられています。
ハッキングの成功を証明するためにはビットコインを確実に盗み出す必要があります。
たとえBitfiのデバイスを分解して高度なゲームテクニックを披露したとしてもマカフィー氏は、ビットコインを実際に盗み出すまでは報酬を支払う気はありません。
Bitfiが提供する報酬プログラムに参加しようと考えている人々は、それなりの覚悟と根性が必要となるようです。しかし、このプログラムに参加するためのハードルは以前よりは引き下げられており、発表当初の参加費用50ドル(約5,500円)は、現在10ドル(約1,100円)となっています。
約2,500万円を獲得できる可能性を持ちながら、コンパクトなゲーム端末にもなりえる”ハッキング不可能な仮想通貨ウォレット”に関する情報は、以下の記事で詳しく紹介しています。
様々な可能性を秘めたBitfiWalletに関する詳細はこちら