仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

YOROIウォレットは「Cardano 1.3.1」でテストネットへ|Charles Hoskinson


カルダノエイダコイン(ADA)の生みの親として知られるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は9月7日、Twitterを通じてCARDANOのサブプロジェクトであるICARUS(イカロス)やYOROI(ヨロイ)の進行状況について語りました。

こちらから読む:CARDANOの最新プロジェクト「ICARUS」と「YOROI」の解説から

「ICARUS」と「YOROI」プロジェクトの進行状況

ICARUS(イカロス)についてホスキンソン氏は、プロジェクトが順調に進んでいると語りました。また、EMURGO(エマーゴ)によって新しく発表されたYOROI(ヨロイ)ウォレットは、「Cardano 1.3.1バージョン」でテストネットモードに入る予定だと伝えられています。

ホスキンソン氏は、YOROIが生産できる品質に達したため現在はセキュリティ監査を受けていると伝えており、チームメンバーが「ICARUS」や「YOROI」のプロジェクトやそこから得られた結果に満足していると述べています。

これは非常に優れたRuskコードであり、非常に優れたJavaScriptです。

私たちは「ICARUS」での取り組みや、EMURGOが「YOROI」と共に成し遂げたことにとても満足しています。彼らは非常に良いチームを作り始めています。

このようなことから、私たちは「YOROI」のテストネット公開からメインネット公開までにかかる待ち時間は非常短くなると期待しています。来月の公開を楽しみにしていてください。

ホスキンソン氏は「ICARUS」や「YOROI」が誕生したことによって、ユーザーの選択肢がさらに広がったことについても語りました。

ホスキンソン氏は、何らかの理由でDaedalus(ダイダロス)
ウォレットを利用できないユーザーのために、そのような人々の要望をすべて満たすことができる「Google Chrome」での拡張機能を提供することを提案しました。

これによってユーザーは、
・Daedalus(ダイダロス)
・ICARUS(イカロス)
・YOROI(ヨロイ)
の中から自分の環境で最も利用しやすいウォレットを使って、カルダノエイダコイン(ADA)を保管することができるようになりました。

また、開発チームは元帳をサポートするために必要となるすべての作業を終えており、現在はファームウェアの更新を待っている状態であるとも説明されています。ホスキンソン氏は「YOROI」が元帳を使う初めてのインターフェースだとしています。

すでにUSB規格を経由して拡張機能に接続する方法は確立されているため、今後はEMURGOと複数の事についての話し合いが行われることになるとのことです。

ホスキンソン氏は、現在カルダノの開発チームがEMURGOとランタイム検証についての深い話し合いが続いていることを伝えています。

カルダノエイダコイン(ADA)の価格|2018年9月9日

カルダノエイダコイン(ADA)は、2018年9月5日に大きく価格が下落しており、現在の1ADAの価格は10円を下回っています。

2018年9月9日の時点でもさらに下落する傾向は続いており、記事執筆時点では8円前後で取引されています。

2018年9月9日 ADAのチャート(引用:coingecko.com)