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リップル元帳インターフェイス「XRP Toolkit」バージョン0.3.0ベータ版が公開


リップル(Ripple/XRP)の元帳データに簡単にアクセスし、必要なすべての情報を検索することができるインターフェイス「XRP Toolkit」のバージョン0.3.0ベータ版が公開されました。また2019年初め頃には正式版もリリースされる予定であると伝えられており、今後の研究開発の後押しとなることが期待されています。

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「XRP Toolkit」とは

「XRP Toolkit」とは、仮想通貨リップル(XRP)の元帳データに簡単にアクセスできるようにするためのインターフェイスです。このインターフェイスは、XRPコミュニティのメンバーである「RareData」によって2018年中旬に開発が開始されました。

2018年中頃の時点では、XRPコミュニティにはまだXRP元帳のインターフェイスが欠けていました。「XRP Toolkit」のプロジェクトはこのような問題を解決して経験の浅いユーザーにXRP元帳について学ぶ機会を提供し、XRP元帳の潜在能力を最大限引き出すために開始されています。

このプロジェクトは、
・XRPの採用を加速
・XRP元帳の研究促進
・マルチシグネチャの調整と高度なセキュリティの実現
などを達成することを目標として掲げています。

XRP Toolkitベータ版リリース

XRP Toolkitの開発チームは、2018年11月2日に「XRP Toolkit」ベータ版が公開されたことを発表しました。

最初のパブリックXRP Toolkitベータ版が公開されました!
詳細はXRPChatを参照してください。

すでに動作しているこのアプリケーションを利用すれば、XRP元帳から情報を取得することができます。「XRP Toolkit」のベータ版は、ハードウェアウォレットとWebブラウザを使用してXRP元帳トランザクションに署名することができるようになっているため、ユーザーにとって非常に魅力的なツールとなっています。

バージョン0.3.0で利用できる機能

XRP Toolkit(画像:xrpchat.com)

「XRP Toolkit v0.3.0」で利用できる機能としては以下のようなものが挙げられています。

・XRPを送受信する
・トラストライン(信用枠)を調整する
・アカウント設定を調整する
・資産残高の表示
・最近の取引を見る

2019年初めには正式リリース

RareDataは、2019年の初め頃には正式に「XRP Toolkit」をリリースできると説明しています。

また、次のリリースではハードウェアウォレット「Secalot」でのログインオプションが追加される可能性があるとも伝えられており、
・QRコードリーダー
・署名済みトランザクション送信
・支払いチャネル
・チャット通知
・TrezorとEllipalのサポート
などの様々なオプションもその後に追加される予定であると伝えられています。

これにより、より多くの人々がXRP元に簡単にアクセスできるようになります。機能がこれからさらに拡張されていくにつれて、XRP関連の研究開発はさらに加速し、採用も促進されることになるでしょう。

リップル(Ripple/XRP)の価格|2018年11月6日

リップル(Ripple/XRP)の価格は、先日5日の時点では「1XRP=約53円」だったものの、その後大きく上昇しており、2018年11月6日時点では「1XRP=57.12円」で取引されています。

2018年11月6日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)

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