American Expressゼネラルマネージャー:リップルのクロスボーダー取引を賞賛
American Express(アメリカン・エキスプレス)の法人向けサービス部門でゼネラルマネージャーを務めているCarlos Carriedo(カルロス・カリード)氏は、スペインの首都マドリードで開催された「Wings of Change Europe」カンファレンスの中で、リップル(Ripple/XRP)は世界中の伝統的な決済処理方法を改善する可能性があると説明し、賞賛を送りました。
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Rippleの技術は非常に有望
Ripple社が提供している国際送金のためのソリューションやその性能はすでに非常に多くの企業や金融機関が賞賛を送っており、現在も採用が続いています。世界140カ国以上で利用されているトラベラーズチェック・クレジットカードの国際ブランドとして有名なAmerican Express(アメリカン・エキスプレス)もRipple社の技術を高く評価している企業の一つです。
スペインの首都マドリードで先月開催されたサミットの中で、アメリカン・エキスプレスのCarlos Carriedo(カルロス・カリード)氏は、Ripple社や同社が提供しているサービスを次のように賞賛しました。
ブロックチェーンは私たちが選択肢として考えているオプションの一つです。私たちはこの技術を上手く活用する方法を学ぶためにブロックチェーン技術に基づいたフィンテックラボへの投資を行い、パイロットテストを行いました。
私たちはサンタンデールと提携してRipple社のクロスボーダー取引を行うテストを実施しました。国境を超えた取引は依然として複雑で低速ですが、このテストでは非常に透明かつシームレスな方法で資金を送金することができました。
アメリカン・エキスプレスとサンタンデール銀行は、2017年11月からRipple社と協力してパイロットテストを行なっており、アメリカーイギリス間での取引速度を向上させることに成功しています。カリード氏は、実際にブロックチェーンを技術として扱うためにはまだ多くの取り組みを行うことが必要ではあるものの、それらの技術は非常に有望だと述べています。
さらに同氏は、未来は間違いなく"デジタル"の社会になるとも語っており、デジタルはビジネスにおける消費者と商業の両方の分野で引き続き支払いを行うための方法として使用されていくと述べています。アメリカン・エキスプレスはすでにRipple社が提供している「xCurrent」や「xRapid」を使用していると伝えられており、今後もさらに協力関係は強固なものになっていくと予想されます。
別の報告では、最近仮想通貨「XRP」をサービスに統合したばかりの「荷物預かり・保管・レンタルサービス」を提供している「Omni(オムニ)」のCEO:Tom McLeod氏もRipple社が提供する「XPring」を賞賛しています。リップルに対する賞賛の声は毎日様々なところで報告されており、今後もそういった報告は継続していくことになると考えられます。
Rippleは最近、ネム(NEM)やEMURGO(エマーゴ)、Fetch.AIらと協力してEUをブロックチェーンのリーダーへと導くために「Blockchain for Europe協会」なども立ち上げています。
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リップル(Ripple/XRP)の価格|2018年12月10日
リップル(Ripple/XRP)の価格は、12月8日に「1XRP=33円」近くまで下落した後、横ばいの状態となっており、2018年12月10日時点のXRP価格は「1XRP=35.55円」となっています。
2018年11月26日〜12月10日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)
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