ビットコインの下落市場は「大きな価値」を生み出した:Apple共同設立者
Apple(アップル)の共同設立者として知られるSteve Wozniak(スティーブ・ウォズニアック)氏は、2019年2月26日に公開されたBloombergとのインタビューの中で、ビットコイン(Bitcoin/BTC)に関する質問に答え、昨年起きた「大規模な価格崩壊」は「大規模な価値の創造」であると考えていることを語りました。
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Steve Wozniak(スティーブ・ウォズニアック)氏は「Bloomberg」とのインタビューの中で、昨年起きたビットコインの大規模な価格の下落に対して、そのような状況でビットコインを買うかどうかはわからないものの、2018年の価格下落は「大規模な価値の崩壊」ではなく「大規模な価値の創造」であると考えていることを語りました。
私たちが目の当たりにした"大規模な価格崩壊"で(ビットコインを)買えるかどうかはわかりませんが、私たちは"大規模な価値の創造"を見てきたのだと思います。
さらにウォズニアック氏は、心理学的な要因が部分的に価値を決定することによって、市場の落ち込みが促進される可能性があるとの考えも語っています。
同氏は今回のインタビューで、自分自身が"投資家"としてビットコインに投資したことはなく、"実験のために"ビットコインを購入したのだということを改めて強調しており、保有していた仮想通貨を「支払い手段」として使用したことを明かしています。
昨年1月時点で「保有していたビットコインのほとんどを売却した」と以前から語っていたウォズニアック氏は、今回のインタビューでもそのこと語っており、自分自身がいかなる株式にも投資しておらず、Appleの株式アプリも使用したことがないということも語っています。
ウォズニアック氏は昨年末にブロックチェーン技術や仮想通貨を活用したベンチャーキャピタルファンドである「EQUI Global(エクイ・グローバル)」の共同設立者に就任したことを発表しています。
以前からビットコインなどの仮想通貨を高く評価し、実際に仮想通貨業界に参入したウォズニアック氏は、新しい実験をするために複数のビットコインを保有しているということも明かしています。
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