金融庁、各取引所の立ち入り調査を週明けから本格的に開始

8日、金融庁はZaifを運営するテックビューロ社(大阪市西区)」と、「GMOコイン(東京都渋谷区)」に職員を派遣したと発表されました。

「Zaif」は、ビットコイン(BTC)ネム(XEM)など15種類、
「GMOコイン」はイーサリアム(ETH)ライトコイン(LTC)など5種類、
の仮想通貨を取り扱っています。各社の通貨保有率や保管状況を精査するために、週明けから本格的に検査員が常駐することになるようです。

もし立ち入り検査で法令違反が見つかった場合は、業務改善命令といった行政処分が下されることとなります。既にコインチェックは業務改善命令を受けており、同時に顧客に対しての資産返還報告命令も出されています。

現在金融庁は、取引所 31社に対し顧客資産管理方法、セキュリティ体制についての報告徴求命令を出しており、それに基づいて今後も改善を求めていく方針です。

来週から本格的に発表される事になる、各社の資産管理状況に注目です。

コインチェック事件の概要まとめはこちら


仮想通貨取引所 Zaif の画像NEMなどの15種類の通貨を取り扱う仮想通貨取引所 Zaif はこちら
GMO FX 取引の画像Litecoinなど5種類の仮想通貨取引所 GMO はこちら

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BITTIMES 編集長のアバター BITTIMES 編集長 仮想通貨ライター

2016年から仮想通貨に関するニュース記事の執筆を開始し、現在に至るまで様々なWeb3関連の記事を執筆。
これまでにビットコイン、イーサリアム、DeFi、NFTなど、数百本以上の記事を執筆し、国内外の仮想通貨ニュースの動向を追い続けている。

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