仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

リップル(Ripple)の技術用いた「国際送金サービス」開始:サウジ・ブリティッシュ銀行


世界最大級のメガバンク「HSBCホールディングス」の傘下にに属するサウジ・ブリティッシュ銀行(Saudi British Bank/SABB)は、Ripple(リップル)社の分散型台帳技術を用いたクロスボーダー送金サービスを正式に開始しました。

こちらから読む:SBI北尾社長が取締役に就任「Ripple/XRP」関連ニュース

サウジ・ブリティッシュ銀行(Saudi British Bank/SABB)は、サウジアラビア王国の首都リヤドに本拠をおく合資会社であり、世界最大級のメガバンクの一つとされる英国の銀行「HSBCホールディングス」の傘下に属しています。SABBは、昨年1月にRipple社のネットワークに参加したサウジアラビア初の銀行の一つでもあります。

同銀行は、インドの法定通貨であるルピー(INR)を用いた実験に成功し、今回のサービスを開始しています。SABBの機関向け銀行業務担当副社長であるMajed Najm氏は『Ripple社の技術を活用することによってクロスボーダー取引のスピードと透明性を高めることができるため、顧客にとって素晴らしいことである』と語っています。

SABBがリップル社が提供するソリューションの中のどれを利用しているか?に関しては明らかになっていないものの、報道によると、仮想通貨XRPを使用する「xRapid」ではなく、「xCurrent」を使用している可能性が高いと言われています。

最初のうちはルピー(INR)をサポートし、対応する通貨と国は順次増やしていく計画とされています。SABBは昨年9月に金融機関向けのブロックチェーンプラットフォームを展開している「R3コンソーシアム」にも参加しています。R3が手がけるグローバル決済アプリ「Corda Settler(コルダ・セトラー)」は、昨年末に初めてサポートする仮想通貨として「XRP」を採用したことでも注目を集めました。

リップル(XRP)を購入する場合はBTC、ETH、XRPの大口OTC取引サービスも提供している仮想通貨取引所Coincheckからどうぞ。


仮想通貨取引所Coincheckの登録ページはこちら