
SBIの北尾吉孝社長「リップル社の取締役」就任へ|金融機関でのデジタル資産活用を推進
Ripple(リップル)社は、SBIホールディングスの代表取締役社長である北尾吉孝氏が「Rippleの取締役」に就任したことを発表しました。SBIホールディングスも公式サイトでことのことを発表し、日本やアジアの金融機関におけるブロックチェーンやデジタル資産の活用をより一層推進していくと述べています。
こちらから読む:取引所からの取り扱い発表相次ぐ「Ripple/XRP」関連ニュース
北尾吉孝氏は1999年7月にSBIホールディングスを設立して以降、豊富な経験とリーダーシップを活かし、「SBI」を様々なサービスを手がける日本でも有数の金融サービスグループへと成長させてきた人物です。また、ブロックチェーンや暗号資産の分野でも大きな影響力を持つ同氏は、SBIホールディングスとRipple社の間の合弁会社である「SBI Ripple Asia」を指揮する中心的人物でもあります。
「SBI Ripple Asia」は、日本の銀行を含む200以上の金融機関から構成される「RippleNet」を基盤とする次世代送金プラットフォームを構築し、その上で利用者が24時間365日いつでも送金を行うことができるモバイルアプリ「MoneyTap」を提供しています。
SBIホールディングスは2019年4月26日の発表の中で、「北尾氏の就任によって日本やアジアの金融機関におけるブロックチェーンやデジタルアセットの活用をより一層推進し、顧客便益性の高い金融サービスの開発に努めていく」と説明しています。
今回、正式にRipple社の取締役として就任した北尾氏は、Ripple社が公開した発表の中で次のように述べています。
ブロックチェーンとデジタル資産は世界中で送金のあり方に変革を起こしており、Rippleはこのポジティブな変化における立役者です。私は今回取締役としてこれまでの自分の経験と知見を役立たせ、Rippleの次の成長段階に貢献できる機会に興奮しています。
また、Ripple社の会長であるChris Larsen(クリス・ラーセン)氏は、次のように述べています。
今回、北尾氏が取締役に就任したことを大変喜ばしく思っております。北尾氏は従来の金融市場からデジタル資産市場まで、金融サービス業界について深い理解を有しており、その知見はRippleが今後さらに拡大を続けるに当たって貴重な資産となります。現在我々の約半数の顧客がアジア太平洋に拠点を置いており、我々は今まさにアジア地域での拡大を進めています。そのような中で、まさに絶好のタイミングで北尾氏が取締役に就任します。
今回の発表に伴い、これまでRippleの取締役を務めていた沖田貴史氏は2019年4月25日を持ってその役を北尾吉孝氏と交代すると説明されています。
>>「Ripple」からの公式発表はこちら
>>「SBIホールディングス」からの公式発表はこちら
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