仮想通貨取引所「SBIバーチャルカレンシーズ」登録方法と詳細
仮想通貨取引所『SBIバーチャルカレンシーズ(SBIVC)』のサービス開始に備えて、詳細情報や登録方法などをまとめていきます。
あらかじめ準備しておくことで得られる利点も多いので、事前に登録などを済ませておくことをおすすめします。
「SBIバーチャルカレンシーズ」の概要
会社概要
会社名 SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社
設立 2016年11月1日
所在地 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー
資本金 9億8,000万円(資本準備金を含む)
株主 SBIグループ100%
代表者 北尾 吉孝
事業内容
仮想通貨の交換・取引サービス、システムの提供
(金融庁にて仮想通貨交換業の登録を完了済み)
取り扱い予定の通貨
絶対的な信頼のおける仮想通貨を時間をかけて徹底的に見極めている印象が強く、現時点で採用されている銘柄も王道ともいえる3種類となっています。取り扱う仮想通貨は非常に慎重かつシビアに選択しているようにもみえます。
今後どれくらいの通貨が上場することになるのかは分かりませんが、本当に良いものだけを厳しく選び抜いていくのであれば、無法地帯とも言える今の仮想通貨市場を、正しく現実的な方向へと導く大きな指針となるでしょう。
代表的な特徴とそのメリット
「SBIVC」が世間の注目を集めているのには多くの理由があります。
代表的な特徴とその魅力や可能性をいくつか簡単に紹介します。
圧倒的な信頼と安心感
親会社であるSBIホールディングスは、「証券」「銀行」「保険」「住宅ローン」などを手掛ける国内最大手の金融会社です。各分野で積み上げられた経験と実績は、資金力、サービス、セキュリティ面などのあらゆる面を徹底的に高めることができるため、「サーバーの安定化」や「迅速なサポート体制」「強固セキュリティ対策」などに絶大な信頼と期待をもたらします。
Ripple社との強い結びつき
SBI グループは Ripple社に初期から投資しており、現存するリップルの10%を保有しているなどの強い繋がりがあります。
2016年5月には、Ripple社と提携を結び『SBI Ripple Asia 株式会社』を設立しており、SBIグループとリップルの技術を融合させて、アジアにおける決済ネットワークの構築を目指しています。
また、国際送金サービス「SBIレミット」というブロックチェーンの技術を取り入れたサービスも展開していることなどから、今後は SBIVC がリップルの売買の中心となる事は間違いないでしょう。
独自の仮想通貨「Sコイン」を発行
SBI グループは、独自の仮想通貨「Sコイン」を発行する事も発表しています。
Sコインは、企業間決済や小売店舗などと消費者の決済手段としての普及を目指しており
- いつでも・どこでも安心して利用できる
- 決済コストの大幅な低減
- 決済していることを意識させないほどスムーズな支払い
このSコインが『SBIバーチャルカレンシーズ』でも取り扱われる可能性は非常に高いため、1つの注目の的にもなっています。
<口座開設の流れ>
優先申し込みの際の、口座開設の流れは以下のようになります。
- 1、ご案内メールにあるお客様専用URLからパスワードを設定
- 2、ログインして口座開設の手続き
- 3、登録した情報をもとにして企業側で本人確認を行います
- 4、取引に必要なパスワードが簡易書留郵便で届きます
- 5、簡易書留郵便の受け取ったら口座開設は完了です。
※お客様専用URLの他者への開示はお控えください。アカウントが乗っ取られる恐れがあります。
※口座開設には所定の審査があります。審査の結果によっては開設できない場合もあります。
<本人確認の資料について>
優先申し込みの際に、本人確認でアップロードが必要となった書類は以下の通りです。
1. 顔写真付きの証明書 どれか1点
- 運転免許証(表・裏)
- パスポート(顔写真ページ・住所記載ページ)
- マイナンバーカード(表)
2. 各種健康保険証(表・裏) 1点
- 健康保険証(必須)
他の取引所と違って、健康保険証が必須なのは注意が必要です。
本開設開始後には変更されている可能性もあるので忘れずチェックしましょう。
(2月20日追記:こちらの情報は誤りであるとの報告を受けました。
ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございません。)
優先申し込みの時は、登録者が多く、本人確認に時間がかかったとのことです。
本登録の際もかなりの混雑が予想されるので、登録が始まったら早めに申し込むことをおすすめします。
<入金方法について>
「SBIVC」は個人投資家向けに、仮想通貨取引のための取引専用サイト「VCTRADE」をオープンに向けて準備しています。入金方法は順次拡充を予定しているとのことですが、
サービス開始後すぐに取引をされたい場合は、『住信SBIネット銀行』の『即時決済サービス』を利用する必要があります。
また、入金の際は本人名義で振込む必要がありますので、本人名義の口座を用意しましょう。
取引開始直後はリップル高騰の予感
アルトコインが取引所に上場した時に、その通貨の価格が高騰することはよくあります。今回も取引開始直後に、取扱いを予定されている仮想通貨の価格が高騰する可能性も十分にあると考えられます。
口座開設などの準備は今のうちにしておいた方が良さそうです。
利用する上での注意点
『住信SBIネット銀行』の口座開設は済んでいるか
入金方法はサービス開始後に順次拡充するとのことですが、運営開始直後は『住信SBIネット銀行』からの入金しか受け付けないとのことです。
本登録開始後は、こちらの口座開設も混む可能性があるので、口座を持っていない方は今のうちに開設しておくことをおすすめします。
住信SBIネット銀行は、『Zaif』『bitFlyer』『GMOコイン』『コインチェック』などでも入金手数料無料となっていますので、仮想通貨投資をするならば必須の銀行口座です。
「VCTRADE」の推奨環境に対応できているか
スムーズに取引を開始するためには、OSの対応が必要不可決です。忘れがちな事なのでしっかりチェックしておきましょう。「VCTRADE」を利用する際の推奨環境は以下の通りです。
<スマートフォン>
iOS 10.3 以降 safari、chrome
Android 7 以降 chrome<パソコン>
※Microsoft Edgeは動作保証外となります。
Windows 7、8.1、10(タッチパネルは利用できません) chrome、Internet Explorer11.0、safari
MacOS 10.12 以降 safari、chrome
銀行口座の前準備やOSの対応などは、意外と忘れがちなのでしっかり確認しておくことが大切です。新しい情報が入り次第、追記していきます。