Cardano(ADA)決済導入に役立つ「請求URL・QRコード生成機能」追加:ヨロイウォレット
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)を保管・管理することができるライトウォレット「YOROI(ヨロイ)」の"バージョン1.8"が「Chrome・Firefox」向けにリリースされました。今回の自動アップデートでは、ADAでの支払いを受け取る場合などに利用できる「支払いURL・QRコード生成機能」も追加されています。
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Yoroi Wallet「バージョン1.8」リリース
Yoroi Wallet(ヨロイウォレット)は2019年7月11日、新しいバージョンとなる「Yoroi 1.8」が、Google Chrome(グーグルクローム)とFirefox(ファイヤーフォックス)向けにリリースされたことを発表しました。
Yoroi 1.8 has been released for Chrome and Firefox users (automatically updates)!
— Yoroi Wallet (@YoroiWallet) 2019年7月11日
- ability to add Cardano payment URLs!
- a hide balance option
- new warning message if connection to our server fails
- Indonesian language
Don't have Yoroi? Try it today! https://t.co/81RQYy8ghV pic.twitter.com/dR57mC5IVr
「Yoroi 1.8」が、ChromeとFirefox向けにリリースされました(自動更新)
- Cardano支払いURLを追加する機能
- 残高非表示オプション
- サーバーへの接続に失敗した場合の新しい警告メッセージ
- インドネシア語
Yoroiをまだ使用していない方はぜひ利用してみてください!
今回のアップデートでは、カルダノエイダコインを受け取る際に「受信したいADAの数量を指定したQRコード」を発行することができる「支払いURL生成機能」が追加されています。機能を利用すれば、店舗などで"ADA決済"を導入している場合などにより簡単に支払いを受け取ることができるようになります。
「Cardano支払いURL」の発行方法
「Cardano支払いURL」の発行方法は非常に簡単です。「Yoroi 1.8」へのアップデートは自動的に行われるため、ブラウザで「Yoroi Wallet」を開いた後に表示される『Cardano支払いURLを有効化しますか?』の画面で「承諾」を選択するだけで簡単に利用し始めることができます。
Cardano支払いURLを有効化すると、ウォレット管理画面の「受信ページ」に「支払いURLを生成する」のボタンが表示されます。
「受信ページ」の下部に「支払いURLを生成する」ボタンが表示される
このボタンを選択すると、受信者のウォレットアドレス(自分のウォレットアドレス)とともに、請求したいADAの数量を記入する画面が表示されるため、請求したい数量を入力して「生成する」のボタンをクリックしましょう。
「生成する」をクリックすると、以下のように「Cardano支払い用URL」と「QRコード」が表示されるため、これらのリンクを相手に伝えることで支払いを受け取ることができます。
2019年7月11日時点でこのURLにアクセスできるのは「ヨロイをWebブラウザーの拡張機能としてインストールしたユーザーのみ」となっていますが、今後開発が進めばより気軽にADA決済を行うことができるようになると期待されます。
最近では、お笑いタレントであるたむらけんじ氏がオーナーを務めている焼肉店「炭火焼肉たむら」でもADA決済が利用できるようになっているため、気軽にADA決済を導入できるサービスが開発されることによって、ADA決済対応店舗はさらに増えていくと期待されます。
ADAの実用化に向けて着々と開発を進めているCardanoプロジェクトには今後もさらに注目が集まります。
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2019年7月11日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は先月27日に11円近くまで上昇したものの、その後は下落傾向が続いています。先日深夜ごろには、その他の仮想通貨と同様な大幅な下落が見られており、2019年7月11日時点では「1ADA=6.97円」で取引されています。
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