ライトコイン保有者狙いの「大規模ダスティング攻撃」が発覚|詐欺・ゆすりに要注意

by BITTIMES   

仮想通貨ライトコイン(Litecoin/LTC)の保有者をターゲットにした大規模な「ダスティング攻撃」が行われたことがBINANCE(バイナンス)の報告で明らかになりました。この攻撃は、ハッカーや詐欺師が不特定多数のウォレットに少額の仮想通貨を送金することによって個人や企業を特定し、"ゆすり行為"などを行うことを目的としたものであると伝えられているため、注意が必要です。

こちらから読む:カストディ大手BitGo、日本市場本格進出か「仮想通貨」関連ニュース

LTCユーザーに対する大規模な「ダスティング攻撃」確認

BINANCE(バイナンス)は2019年8月10日のツイートでライトコイン(LTC)ユーザーに対する大規模な「ダスティング攻撃」を確認したことを報告し、知っておくべきことと自らの資産を守るための方法を公開しました。

約5時間前、ライトコイン(LTC)ユーザーに大規模なダスティング攻撃がありました。

いくつかのトランザクションのうちの1つはこれです:
https://chainz.cryptoid.info/ltc/tx.dws?36359475.htm

知っておくべきことと自分を守る方法は次の通りです。

ダスティング攻撃(Dusting Attack)とは

「ダスティング攻撃(Dusting Attack)」とは、ハッカーや詐欺師が個人のウォレットに少額の仮想通貨を送金し、ウォレットの動きを追跡することによって、個人や企業を特定しようとする行為のことです。

少額の仮想通貨をネットワーク上にばら撒いたハッカーは、特定した個人や企業に対して"ゆすり行為"を行なったり、手の込んだ"フィッシング詐欺"を行なったりする可能性があると伝えられています。

ハッカーが送金する仮想通貨の数量は、ウォレットを持ち主が気づかない「ダスト(塵)」ほどの数量となっているため、"ダスティング攻撃"と呼ばれています。

ダスティング攻撃に対する対策

攻撃者の最終的な目的は、少額の仮想通貨を送信したウォレット・アドレスをそれぞれの個人や企業にリンクさせることであるため、ダスティング攻撃を受けた場合の対策としては「ダスティング攻撃で送金された仮想通貨を使用せずに放置する方法」などが挙げられています。アプリによっては、資金の内容を確認できるものも存在するため、汚染されていない資金だけを使用することもできるとされています。

また"ダスティング攻撃"に対抗するための特に重要な戦略の1つとしては「取引を行うたびに"毎回異なるアドレス"を使用すること」が挙げられています。これは取引所やウォレットの種類にもよりますが、一部のウォレットは送金するたびにアドレスを変更することができるようになっているため、それらの機能を使用することによって対策をとることができます。

以前はビットコイン(BTC)でのダスティング攻撃が一般的であったものの、最近ではその他の仮想通貨でも同様の攻撃が見られていると報告されています。ダスティング攻撃は比較的新しい種類の攻撃方法であるため、現時点ではそれほど多くの情報は出ていませんが、海外サイトなどでは具体的な対策なども掲載されているため、より詳しく知りたい方は英語で検索してみると良いでしょう。

2019年7月12日|ライトコイン(LTC)の価格

ライトコイン(LTC)は最近、話題となっていた半減期を迎えたものの、今のところ価格に大きな変化は見られておらず、2019年8月10日時点では「1LTC=9,049.07円」で取引されています。

「Coingecko.com」のデータによると、ライトコインの半減期までの日数は記事執筆時点で「約24日」とされています。

2019年8月3日〜2019年8月10日 LTCの価格推移(画像:coingecko.com)2019年8月3日〜2019年8月10日 LTCの価格推移(画像:coingecko.com)

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