ビットコイン「2万ドル回復」のタイミングはいつ?eToro CEOが過去の弱気市場から予測
世界最大級のSNSトレードプラットフォーム「eToro(イートロ)」のCEOであるYoni Assia(ヨニ・アシア)氏は、2019年9月21日のツイートで『ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格が過去最高値以上に達するまでには、少なくとも今から300日かかる可能性がある』と語りました。
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過去2回の弱気市場からみる「ビットコインの今後」
ビットコイン価格は、2018年12月に35万円近くまで下落して以降は徐々に回復してきており、待望の仮想通貨取引プラットフォーム「Bakkt(バックト)」のサービス開始も迫ってきているため、今後の価格上昇には期待が高まってきています。
しかし、為替取引・株取引・商品取引などを提供する世界最大級のSNSトレードプラットフォーム「eToro(イートロ)」のCEOであるYoni Assia(ヨニ・アシア)氏は、ビットコインが過去最高値である2万ドル(約215万円)以上にまで回復するのには、少なくともあと300日かかる可能性があると語っています。
Unpopular opinion on #Bitcoin : maybe this chart suggest to get back to 20K+ will take longer than the 13-17 winter.... at least another 300 days pic.twitter.com/fiqT6ZHFST
— Yoni Assia (@yoniassia) September 21, 2019
ビットコインに関するポピュラーではない意見:このチャートはビットコインが2万ドル以上にまで回復するまでには、2013年〜2017年の冬よりも時間が価格可能性があることを示唆しています...少なくともあと300日
ビットコインはこれまでに2回の弱気市場を乗り越えてきていますが、アシア氏が掲載している画像は「2011年〜2013年にかけての弱気相場では大幅下落前の価格に戻るまでに約600日の時間がかかっていること」と「2013年〜2017年にかけての弱気相場では大幅下落前の価格に戻るまでに1,000日以上の時間がかかっていること」を示しています。
また、1度目の大幅下落では当時の過去最高値から90%以上の下落が見られており、2度目の大幅下落では80%以上の下落が見られています。
3度目の大幅下落である今回の弱気相場では2018年12月時点で80%以上価格が下落しているため、底値はこの時の約35万円である可能性が高いと考えられますが、ビットコインは過去最高値到達時からまだ600日ほどしかたっていないため、今回も過去最高値到達までの期間が延びるのであれば、少なくともあと300日は停滞が続く可能性があります。
しかし、明日9月23日にはBakktのビットコイン先物取引が開始される予定になっており、2019年5月頃にはビットコインの半減期が訪れることになるため、このタイミングでビットコイン価格がどのような動きを見せるかにも注目です。
2019年9月22日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は今年6月末に140万円付近まで回復して以降は横ばいの状態が続いており、2019年9月22日時点では「1BTC=1,072,013円」で取引されています。
2019年3月27日〜2019年9月22日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)
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