
中国向け仮想通貨取引サービスで「Alipay・WeChat Pay」をサポート:BINANCE
仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)のCEOであるジャオ・チャンポン(Changpeng Zhao/CZ)氏は、同社が新しく開始した中国人民元(CNY)建てのOTC取引で「WeChat Pay」や「Alipay」をサポートしていることを明らかにしました。
こちらから読む:bitFlyer、不正ログイン検知サービスを導入「仮想通貨」関連ニュース
中国向けOTC取引で「Alipay・WeChat Pay」をサポート
BINANCE(バイナンス)は今月9日に中国人民元(CNY)と仮想通貨のOTC取引を行うことができる新しいサービスの提供を開始しました。中国では仮想通貨取引所を通じた仮想通貨の取引が禁止されており、国外取引所のOTC取引で仮想通貨をやり取りするのが一般的であるため、BINANCEの新しいサービスは中国からの資金流入につながると期待されています。
バイナンスのCEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は、先日9日にTwitter上でユーザーから「BINANCEはAlipayやWeChat Payでの支払いを受け入れているか?」と質問を受けたのに対して『YES』と回答しています。
— CZ Binance (@cz_binance) October 9, 2019
CZ氏「直接提携している訳ではない」と説明
なお、今回の件について一部のメディアでは「BINANCEがAlipayやWeChatと提携した」と報じられていますが、チャンポン氏はその後のツイートでそれらの報道が"誤解"であることを報告しており、『BinanceはWeChatやAlipayと直接連携してはいない』と説明しています。同氏によると、連携しているわけではないものの、これらの決済手段を利用してP2P取引を行うことができるとのことです。
銀行カードだけでなく、AlipayやWeChat Payなどの中国で人気の決済手段が利用可能になることによって、より多くの人々が気軽に取引を行うことができるようになり、取引量もさらに増加することになると期待されます。
BINANCEの人民元建てOTC取引では、
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・テザー(Tether/USDT)
の3銘柄が取引可能となっており、現在はAndroid版アプリのみが提供されています。現在のサービスはテスト段階であり、iOS版アプリやWEBブラウザには順次対応していく予定だと報じられています。

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