中央管理で成長する仮想通貨「BinanceCoin/BNB」大手格付け機関が評価
米国の有名な格付け機関である「Weiss Ratings(ワイスレーティングス)」は、2019年7月26日のツイートで仮想通貨取引所「BINANCE」が発行しているバイナンスコイン(Binance Coin/BNB)を「中央管理されていることによって安定して成長している興味深い資産だ」と評価しました。
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中央集権型の「興味深い」仮想通貨
Weiss Ratings(ワイスレーティングス)は、これまでにも様々な仮想通貨を独自の分析に基づいて分析・評価してきており「リスク・収益性・技術力・採用率」などといった総合的な評価を行なっていることで知られています。
同社はTwitter上でも定期的に仮想通貨に対する評価やコメントを投稿していますが、先日は仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)が発行している独自通貨バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)について、「BNBは"中央集権化"していることによって成長している興味深い仮想通貨だと」ツイートしています。
Because #BNB is centralized, its creators are constantly creating new use cases for it, which increases its market cap and keeps the asset going. BNB is successful BECAUSE it’s centralized. Interesting.#BinanceCoin #BTC #Altcoins #crypto #cryptocurrency
— Weiss Ratings (@WeissRatings) July 25, 2019
BNBは中央管理されており、そのクリエイターたちは絶えず新しいユースケースを作成しています。それによってBNBの時価総額は増加しており、資産は継続的に成長しています。BNBは「中央集権型」であることによって成功しているのです。面白い。
BNB価格は発行当時から「300倍以上」に上昇
バイナンスコイン(BNB)は元々、BINANCEで仮想通貨を交換する際に手数料を安くしたり、BINANCEに上場する仮想通貨を決める際の投票に使用できる通貨として保有されており、2017年7月1日のICO当時の価格は「0.00005BTC(当時約12円)」となっていましたが、その後の上昇で2018年1月には「1BNB=2,700円以上」にまで上昇しました。
2018年末には一時的に500円近くまで下落したものの、"支払い手段"としてBNBを受け入れる店舗も増加し始めたことなどもあり、バイナンス独自のブロックチェーンである「BinanceChain」や分散型取引所「BinanceDEX」が立ち上げられた2019年4月以降は再び過去最高値を更新し、先月末には4,000円を突破しています。これはICO当時の価格から300倍以上にまで上昇していることを意味します。
BINANCEのCEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は、バイナンスコインの市場での存在感を高め、その有用性を高めるために常に努力を続けています。最近ではBinanceのプラットフォームを利用して仮想通貨を発行する「Binance Launchpad」に参加するための通貨としても使用されています。
Weiss Ratingsは記事執筆時点でバイナンスコインの総合評価を「C」としており、「技術・採用率はB」「リスク・収益性はD+」と評価しています。現時点での評価は主要な仮想通貨に対する「Weiss Ratings」の評価としては標準クラスの評価となっていますが、バイナンスコインが現在特に成長している仮想通貨であり、その運営が中央集権的であるということは注目に値します。
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2019年7月28日|Binance Coin(BNB)の価格
バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)の価格は、先月22日に「1BNB=4,215円」まで上昇したものの、その後はやや下落しており、2019年7月28日時点では「1BNB=3,016.68円」で取引されています。
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