Ripple(リップル)社のCEOであるBrad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)氏は、スイスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)で「The Wall Street Journal」のインタビューに答えた際に『今後12ヶ月で仮想通貨・ブロックチェーン企業のIPO(新規公開株式)が活発化する』と語り、Ripple社が株式を公開する可能性を示唆しました。
こちらから読む:決済大手BitPay、XRPをサポート「Ripple/XRP」関連ニュース
今後は仮想通貨業界で「IPO」が活発化?
Brad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)CEOはダボス会議で「The Wall Street Journal」のインタビューに答えた際に「今後12ヶ月間で仮想通貨・ブロックチェーン関連企業のIPO(新規公開株式)が増加する」との考えを語り、そうなった場合には”Ripple社が株式を公開する可能性もある”ということを示唆しました。
今後12ヶ月間で仮想通貨・ブロックチェーン関連企業のIPOを多く目にすることになるでしょう。私たちは「最初にIPOを行う企業」になるつもりはありませんが、最後にIPOを行う企業になるつもりもありません。
しかし当社は業界をリードする側にいると思っています。私たちの企業にとって自然の進化です。
仮想通貨関連企業がIPOを実施した事例はこれまでにも複数報告されており、昨年10月には中国のマイニング大手「BITMAIN(ビットメイン)」が、11月には同じく中国のマイニング大手「Canaan(カナン)」がIPOを申請したことが報告されています。
Ripple社は昨年12月にシリーズCの資金調達ラウンドで2億ドル(約218億円)の資金を調達しており、企業評価額は100億ドル(約1兆900億円)の”巨大未上場企業”となっているため、同社のIPOを期待する声はすでに多数出ています。
実際にRipple社がIPOを実施することになるかどうかは現時点ではわからないものの、ガーリングハウス氏の予想が現実となれば、リップル社の株式にはさらに多くの注目が集まり、同社のさらなる成長に繋がると予想されます。
こちらの記事も合わせてどうぞ
2020年1月24日|エックスアールピー(XRP)の価格
エックスアールピー(XRP)の価格は今月19日に27円台まで回復したものの、現在はやや下落しており、2020年1月24日時点では「1XRP=24.09円」で取引されています。
エックスアールピー(XRP)などの購入は豊富な仮想通貨を取り扱っている仮想通貨取引所Coincheckからどうぞ。