【eスポーツ】League of Legendsトーナメント「新型コロナウイルス」影響で延期に
中国で開催されている人気ゲーム「League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)」のeスポーツ大会「League of Legends Pro League(LPL)」の第2週目が"新型コロナウィルス"に対する懸念を理由に延期されることになったことが2020年1月26日に明らかになりました。
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LPLトーナメント「第2週目は延期に」
中国では2020年1月13日から人気ゲーム「League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)」のプレミアリーグトーナメントが開催されており、2月5日には第2週目の試合が開始される予定となっていましたが、先日26日には「League of Legends Pro League(LPL)」からトーナメントを延期することが発表されました。
延期の理由としては、中国・武漢市を中心に感染が拡大している"新型コロナウイルス"に対する懸念が挙げられており、大勢の人々が一ヶ所に集まることによって被害が拡大する可能性があることが問題視されています。
LPLの運営は『プレイヤーとファンの安全確保ができ、健康への影響がないと確認できるまで、LPLの第2週を延期する』と説明しており、いつまで延期されるかについての具体的な日程は明らかにされていません。
We have decided to postpone week 2 of the LPL until we can ensure the safety and health of our players and fans.
— LPL (@lplenglish) January 26, 2020
To our fans, we sincerely apologize that it has come to this and we will share any and all info as soon as we can.
Stay Safe and thank you all for your support!
プレイヤーとファンの皆様の安全と健康を確保できるまで、LPLの第2週を延期することを決定しました。ファンの皆様には誠に申し訳ございませんが、情報がわかり次第できるだけ早くお知らせします。皆様の安全確保を最優先とさせていただきますので、ご理解をお願いいたします!
世界各地で猛威を振るう「新型コロナウイルス」
新型コロナウイルスは2019年12月31日に初めて感染が報告されて以降、急速に被害が拡大しており、2020年1月28日時点では「死者100人以上、感染者は3,000人にのぼる」と報告されています。
また「日本、韓国、東南アジア、オーストラリア、ネパール、アメリカ、カナダ、フランス」などといった中国以外の国でも感染者が確認されたことも報告されており、日本国内でも"武漢滞在歴のない人"を含めた計6名の感染が報告されています。
新型コロナウイルスは、eスポーツの大会を含めた様々なイベントに影響を与えており、中国で70,000の映画館が一時閉館を発表しているほか、開催地域を変更するイベントなども報告されています。
ウイルスに感染した場合の症状としては「発熱、咳、呼吸困難」などが挙げられていますが、最近では「発熱せずに死亡したケース」や「人から人に感染する恐れがあること」も報告されているため、日本に住んでいる方も十分に注意する必要があると考えられます。