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ビットメイン:モンゴル施設内の「マイニングマシン1万台」が行方不明に


暗号資産(仮想通貨)マイニングの大手企業「BITMAIN(ビットメイン)」が運営しているモンゴルのマイニング施設から”約1万台のマイニングマシン”が違法に移動されたことが明らかになりました。行方不明になったマイニングマシンはBITMAINの元スタッフによって違法に移動されたとのことで、同社内部の権力闘争が原因になっていると考えられています。

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マイニングマシン「約1万台」が行方不明に

BITMAIN(ビットメイン)の「Antminer運営チーム」は2020年7月23日に、WeChat上で公開したプレスリリースの中で同社が運営しているモンゴルのマイニング施設から”約1万台のマイニングマシン”が違法に移動されたことを発表しました。

報告によると、これらのマイニングマシンはBITMAINの元スタッフによって移動されたとのことで、現在は警察と公安当局にも通報した上で調査が進められていると報告されています。

盗み出されたマイニングマシンの中には”BITMAINの顧客”によって所有されているものも含まれており、それらのマイニングマシンは契約に基づいてBITMAINが運転していたものであるため、会社と顧客に深刻な経済的損失をもたらしていると伝えられています。

BITMAINで起こる権力闘争

BITMAIN(ビットメイン)では、2019年10月に同社の共同創設者であるJihan Wu(ジハン・ウー)氏が同じく共同創設者であるMicree Zhan(ミクリ―・ザン)氏を出張中に同意なく追放したことによって『どちらが会社の法定代理人の地位を持っているか』に関する激しい対立が続いているため、今回の盗難事件もこの権力闘争に関連したものであると考えられています。

現在はJihan Wu(ジハン・ウー)氏が法定代理人として「Bitmain China」の香港にある親会社を管理しているものの、Micree Zhan(ミクリ―・ザン)氏は「今回の盗難被害に遭った施設の所有会社」や「BITMAINの北京オフィス・深セン工場」も管理しており、BITMAINの株式も大量に保有していると伝えられているため、状況は複雑になっています。

報告によると、Micree Zhan氏は今回発生した「マイニングマシンの違法移動問題」について『Jihan Wu氏に責任がある』と主張しているとのことです。この不正移動問題は同社の顧客にも影響を与えているため、早急な問題解決が求められていますが、内容が複雑でもあるため今後の進展や対応などには注目が集まっています。

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