マイニング大手BITMAIN「世界最大のビットコイン採掘施設」を建設
世界最大級の仮想通貨マイニング関連企業である「BITMAIN(ビットメイン)」は、2019年10月21日にアメリカ・テキサス州で300MWまで拡張可能な"世界最大規模のビットコインマイニング施設"を立ち上げたことを発表しました。
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最終的には「300MW」まで拡張可能
BITMAIN(ビットメイン)がテキサス州に巨大なマイニング施設を建設しようとしていることは昨年の時点で明らかになっていましたが、2019年1月にはこの計画が中断されたことが報じられていました。今回の発表では、この中断されていたマイニング施設が正式に開設されたことが報告されています。
ビットメインが公開したプレスリリースによると、このマイニング施設はアメリカ合衆国テキサス州ミラム郡ロックデールにある"33,000エーカー"の土地に建てられており、「ロックデール市開発区」とカナダのテック企業「DMG Blockchain Solutions」が立ち上げに協力しているとされています。
「DMG Blockchain Solutions」は施設のホスティングおよび管理サービスを提供し、ビットメインと協力してマイニングハードウェアを効率的に運用していくための取り組みを行います。現時点でのメガワット数は「25MW」となっているものの、最終的には「300MW」まで容量を拡張することができるため、ビットコイン(BTC)のマイニング施設としては世界最大規模であると説明されています。
BITMAINはこのプロジェクトを推進するために、テキサス州ロックデールの送電網を運営する「テキサス州電力信頼度協議会(ERCOT)」から直接エネルギーを購入しているとのことです。
数ヶ月前まではビットコイン価格が下落したことによってマイニング業界にも深刻な影響が出ているとも報じられていましたが、市場が回復してきたことによってマイニング関連企業の活動も今後は活発化していくことになると予想されます。
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