ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2020年11月5日16時30分頃に、主要な抵抗線として注目されていた「1BTC=150万円」のラインを突破しました。ビットコイン価格が150万円を突破するのは2017年末の価格高騰以来初となります。
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1BTC=150万円突破「本格的な強気相場」突入か?
ビットコイン(BTC)の価格は今年9月に100万円付近まで急落して以降徐々に回復を続けていましたが、本日5日の16時30分頃には主要な抵抗線として注目されていた「1BTC=150万円」のラインを突破しました。
150万円突破後には一時的な下落が見られたものの、記事執筆時点で150万円付近のサポートラインを維持しています。
ビットコインは昨年6月にも1度だけ150万円まで回復したものの、その時には150万円を突破できずに下落トレンドを形成していたため、今回の150万円突破には注目が集まっています。
2017年末の価格高騰後から続いていた長期的な下落トレンドの主要な抵抗線は今年5月頃に突破していたため、仮想通貨業界の著名なトレーダーやアナリストからは『近い将来には本格的な強気相場に突入する』との予想が多数出ていましたが、今回の150万円突破によってその可能性はさらに高まったと考えられます。
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どこまで上がる?今後注目の価格帯
ビットコイン価格が最後に150万円を突破したのは2017年末の価格高騰時であるため、今後はトレーダーの間で意識される抵抗線も少なく、大幅な価格上昇が続く可能性もあると予想されます。
過去最高値(約240万円)到達後の下落相場で壁となっていた価格としては「200万円」と「175万円」が挙げられるため、今後さらに価格上昇が継続した場合には「175万円・200万円・240万円」のラインを突破できるか?にも注目です。
まだ警戒が必要?『盛り上がりに欠ける』との指摘も
ビットコイン価格が150万円を突破したことによって、今後の価格上昇を期待する声も強まっていますが、一部の専門家からは『150万円を突破した割には盛り上がりに欠ける』と指摘する意見も出ており、『一般投資家を目覚めさせるためには16,000ドル(約167万円)を突破する必要がある』といった声も出ています。
また、金融市場への影響が強いことで注目されている「米国大統領選挙」の投票結果に関しても『法廷闘争にもつれこみ、結果が出るまで長期化するおそれがある』と報告されているため、大統領選挙の最終的な結果が出たタイミングで再び大きな動きが見られる可能性もあると予想されます。
150万円のラインを大幅に超えることができれば、過去最高値更新も現実的になってくると考えられますが、現時点では150万円前後での推移を続けているため、今後の下落にも警戒が必要であると考えられます。
著名人が語る「過去最高値突破後の価格予想」
短期的な動きで見ると、ビットコイン価格が再び150万円以下にまで下落する可能性はあると予想されるものの、最近では「PayPal(ペイパル)の仮想通貨市場参入」や「SquareやMicroStrategyのBTC大量購入」など、ビットコイン市場にプラスのニュースが数多く報告されているため、長期的にはさらに上昇する可能性が高いと予想されます。
著名トレーダーやアナリストなどからは、
『過去最高値を突破すればBTC価格は500万円まで高騰する』
『BTC価格は2021年に20万ドル(約2,135万円)に達する』
『2021年のピーク時には5,000万円を超える可能性がある』
などといった強気な予想が多数語られているため、今後の動きにも注目です。
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