2018年「リップルニュース」総まとめ:RippleNet拡大・XRP取引所上場や価格推移
Ripple(リップル)社や仮想通貨エックスアールピー(XRP)は、2018年に特に大きな成長を遂げたプロジェクトであると言えるでしょう。今年の初め頃には「RippleNet」や「xCurrent・xVia・xRapid」などのソリューションもあまり認知されておらず、金融機関との提携などでも大きな話題となっていました。しかし現在では大手銀行との提携が当たり前のように続き、XRPを決済手段として利用できるサービスも増加してきています。この記事では急速な成長を遂げた「Ripple/XRP」に関する『2018年のニュース』をまとめて紹介します。
こちらから読む:2018年大躍進を遂げた「Ripple/XRP」とは?
- 1. 1月:XRPが「ビットコイン」に迫る|最高値385円
- 2. 2月:xCurrentの導入が加速|最高値129円
- 3. 3月:Hyperledger Projectに参加|最高値107円
- 4. 4月:日本でリップル(XRP)の活用が拡大|最高値102円
- 5. 5月:新たな「国際送金」に大手金融機関が注目|最高値99円
- 6. 6月:待望の取引所「SBIVC」が始動|最高値74円
- 7. 7月:XRP基軸の仮想通貨取引所が増加|最高値74円
- 8. 8月:中国市場へのサービス拡大計画が話題に|最高値50円
- 9. 9月:パートナー企業「100社」を突破|最高値65円
- 10. 10月:リップル主催イベント「SWELL 2018」開催|最高値69円
- 11. 11月:時価総額ランキング「2位」を獲得|最高値62円
- 12. 12月:BINANCEがXRPを「基軸通貨」に採用|最高値49円
- 13. 2018年:価格下落の中で「確かな基盤」を構築|最高値385円
1月:XRPが「ビットコイン」に迫る|最高値385円
・マネーグラムが「XRP」を活用すると正式発表
・XRPの時価総額がビットコイン(BTC)時価総額の半分に到達
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2月:xCurrentの導入が加速|最高値129円
・スペイン・サンタンデール銀行が「xCurrent」を活用した決済アプリを発表
・Forbesの仮想通貨長者ランキングでRipple共同創業者クリス・ラーセン氏が「1位」獲得
・中国の大手送金会社「LianLian International」がRippleNetに参加
・ブラジル、インド、カナダ、シンガポールの送金会社「5社」と提携
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3月:Hyperledger Projectに参加|最高値107円
・韓国のウリィ銀行:Rippleの技術を活用した「国際送金テスト」に成功
・SBIホールディングス:xCurrentを活用した送金アプリ「Money Tap」を発表
・タイの商業銀行SCB:国際送金サービスにRipple社のブロックチェーン技術活用
・Linux Foundationが推進する「Hyperledger Project」に参加
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4月:日本でリップル(XRP)の活用が拡大|最高値102円
・XRP元帳を活用した「ICO」が話題に
・サンタンデール銀行:Rippleの技術を活用した国際送金アプリ「One Pay FX」リリース
・仮想通貨取引所bitbank:XRP取引量「世界一」を達成
・SBI Ripple Asia:証券コンソーシアムに「35社」に拡大
・「XRP Community Night」にスヌープ・ドッグ氏の出演が決定
・インドの仮想通貨取引所KOINEX「XRP基軸取引」を開始
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5月:新たな「国際送金」に大手金融機関が注目|最高値99円
・仮想通貨取引所BINANCEが「XRP/USDT」の通貨ペアを追加
・SBI Ripple Asia:韓国で国際送金サービス会社と協力して「xCurrent」実用化
・xRapid:国際送金で「40〜70%」のコスト削減を達成
・三菱UFJなどがリップル社の技術を活用した「国際送金」を実証実験
・Ripple社:VCファンド「Xpring」を発表
・ハッカーがカナダ銀行に「100万ドル相当のXRP」を要求
・イスラム圏の主要銀行が「RippleNet」に続々と参加
・仮想通貨XRPの新しい「シンボルマーク」作成案が発足
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6月:待望の取引所「SBIVC」が始動|最高値74円
・SBIバーチャルカレンシーズ(SBIVC)がサービスを開始
・Ripple社:ブロックチェーン経済発展に向け「17の大学」に大規模寄付
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7月:XRP基軸の仮想通貨取引所が増加|最高値74円
・仮想通貨取引所Bitrue:XRPを「基軸通貨」として取り扱い開始
・リップル社が「Ripple」と「XRP」の"違い"に関する公式見解を発表
・XRPのみを基軸通貨とした仮想通貨取引所「DCEX」がオープン
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8月:中国市場へのサービス拡大計画が話題に|最高値50円
・マドンナ氏の非営利団体「Raising Malawi」と提携し慈善活動を開始
・オンラインギフトカード購入サービス「Bitcoin Superstore」がXRP決済に対応
・中国の大規模市場へのサービス拡大計画を明らかに
・XRP決済アプリ「CanPayment」リリース
・仮想通貨XRP:米格付機関「Weiss Ratings」から最高評価を獲得
・eToro:仮想通貨「XRP」の通貨ペアに日本円と英ポンドを追加
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9月:パートナー企業「100社」を突破|最高値65円
・イギリスの仮想通貨取引所:XRPの「永久先物取引」を開始
・契約を結んだ企業数が「100社」を超えていることを発表
・米国の人気スタートアップ企業「7位」獲得|LinkedIn調査
・中東最大級「ナショナルコマーシャル銀行」と提携
・Ripple関係者が「xRapid」10月リリースを示唆|価格上昇
・RippleNetに総資産49兆円の米大手銀行「PNC Bank」が参加
・仮想通貨取引所OKCoinが「XRP」の取り扱い開始
・教育や金融関連の社会問題支援プログラム「Ripple for Good」開始
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10月:リップル主催イベント「SWELL 2018」開催|最高値69円
・Ripple社主催の国際カンファレンス「SWELL 2018」開催
・Ripple社CEO『今後"600億XRP"をエコシステム全体に投資していく』
・RippleNetと「OnePay FX」統合:利用可能国がさらに拡大
・スマホ向け送金アプリ「Money Tap」をリリース
・東京オリンピックに「XRP決済」導入を|海外の署名運動で賛同者が数千人に
・WeissRatings:1ドル以下で購入できる"最良"の仮想通貨「XRP」が1位獲得
・TechCrunch創設者:56億円の送金手数料が「34円」だったことを報告
・イギリスの決済プロバイダ「MoneyNetint」がRippleNetに参加
・マレーシアのフィンテック企業「Moneymatch」xVia活用した送金に成功
・仮想通貨担保の現金ローン・サービス「Nexo」XRPに対応
・荷物の預かり・保管・レンタルサービス「Omni」XRPに対応
・XRPデジタル決済システムCoilが「ゲイツ財団」と提携
・約3,600万円相当の「XRP盗難事件」オーストラリアで女性逮捕
・XRPが使える少額送金アプリ「XRP Tip Bot」公開
・Google製品開発責任者を雇用「国際送金ネットワーク開発」を強化
・xRapidが正式に商品化
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11月:時価総額ランキング「2位」を獲得|最高値62円
・MIT・Mastecardが支援する国際送金サービス「SendFriend」xRapidを導入
・XRP元帳インターフェイス「XRP Toolkit」バージョン0.3.0ベータ版が公開
・仮想通貨XRP:イーサリアム(ETH)を追い抜き時価総額ランキング「2位」に浮上
・『XRPをBINANCEの"基軸通貨"に』コミュニティからの要望が相次ぐ
・Craig Wright:リップルを批判「XRPは違法な未登録証券」
・仮想通貨取引所Coincheck:XRPの「入金・購入サービス」を再開
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12月:BINANCEがXRPを「基軸通貨」に採用|最高値49円
・香港の仮想通貨取引所KuCoin:XRPの取り扱いを開始
・EMURGO、NEM、Fetch.AIと共に「欧州ブロックチェーン協会」を設立
・American Expressゼネラルマネージャー:Ripple社の「クロスボーダー取引」を賞賛
・オンライン旅行代理店「Travala.com」がXRP決済に対応
・イスラエル最大の金融サービス会社「GMT」と提携
・仮想通貨ウォレット「EO.Finance」がXRPに対応
・Huobi×BitTrade:新規サービス開始にあたり「XRP」プレゼントキャンペーンを開催
・フィリピンの金融サービス大手「Cebuana Lhuillier」がRippleNetに参加
・仮想通貨取引所BINANCE:XRPを「基軸通貨」として取り扱い開始
・仮想通貨XRP:人気の金融アプリ「Uphold」で"使用量No.1"を獲得
・VISA:Ripple社と提携する金融サービス会社「Earthport」を買収
・仮想通貨取引所Kraken:XRPの「証拠金取引サービス」を開始
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2018年:価格下落の中で「確かな基盤」を構築|最高値385円
2018年のエックスアールピー(XRP)最高値は、1月7日に記録した「385円」となっています。1年間を通して価格の下落は続いたものの、その裏では提携や技術開発が着実に進められてきたため、Ripple社やXRPの基盤は確実に固まりつつあります。
世界各国の金融機関で実際に活用が進んでいる他、仮想通貨取引所の基軸通貨としても採用され、決済通貨としても利用できる「XRP」は、2019年もより多くの企業、金融機関、一般ユーザーに利用される通貨となっていくことでしょう。
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bitbankの登録方法はこちらで詳しく解説しています
(画像引用:coingecko.com)