モンゴル大手銀行TDB「暗号資産関連サービス提供」に向け複数企業と提携


モンゴルの大手銀行である「モンゴル貿易開発銀行(TDB)」が、韓国の暗号資産金融会社「Delio(デリオ)」やブロックチェーン企業である「Hexland(ヘックスランド)」との提携を通じて仮想通貨関連サービスの提供を開始することが韓国メディア「DDaily」の報道で明らかになりました。

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複数企業と共に「仮想通貨関連サービス」展開へ

仮想通貨業界では先日報じられた『シンガポール最大の商業銀行であるDBS銀行が暗号資産取引所”DBSデジタル取引所”の設立を計画している』というニュースが注目を集めていましたが、今回の報道では新たにモンゴルの大手銀行である「モンゴル貿易開発銀行(TDB)」が仮想通貨関連サービスの提供を開始することが明らかになりました。

モンゴル貿易開発銀行(TDB)は「ハーン銀行」や「ゴロムト銀行」と並ぶ”モンゴル三大商業銀行”の1つであり、総資産額ではハーン銀行に続く国内2位の大手銀行として知られています。

韓国メディア「DDaily」の報道によると、モンゴル貿易開発銀行は韓国の暗号資産金融会社「Delio(デリオ)」、SAMSUNGグループの元開発者たちが創業したブロックチェーン企業「Hexland(ヘックスランド)」、マイニング大手Bitfury(ビットフューリー)のパートナー企業「MDKI」との間で、仮想通貨関連事業の展開に関する業務提携で合意したと報告されています。

『具体的にどのような暗号資産が取り扱われるか』については明らかにされていないものの、提供されるサービスの内容としては「カストディ・送金・預金・融資・資産運用」などといった様々なサービスが提供される予定だと報じられています。

カストディ・送金・預金・融資などのサービスを提供するのは「Delio」で、ブロックチェーン・スマートコントラクトの開発・認証を担当するのは「Hexland」、仮想通貨関連プロジェクトのプロモーション活動は「MDKI」が「モンゴル貿易開発銀行」と共同で行うと伝えられています。

「DDaily」の報道によると、Delioの関係者は『今回のパートナーシップを通じて、グローバルな暗号資産金融市場への進出を本格化する』とコメントしたと報じられています。

>>「DDaily」の報道はこちら

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