ウォール街の金と人間を描いた有名なハリウッド映画「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」のモデルにもなった米国の元株式ブローカーJordan Belfort(ジョーダン・ベルフォート)氏は、米メディア「Fortune」のインタビューに答えた際に『ビットコイン価格は10万ドル(約1,080万円)まで上昇する可能性がある』との予想を語りました。
「BTCは株式よりも優位性がある」Jordan Belfort氏
Jordan Belfort(ジョーダン・ベルフォート)氏は世界的に有名なハリウッド映画「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」のモデルにもなった米国の元株式ブローカーであり、26歳で自分の証券会社を立ち上げて年収約49億円を稼いだ後に、相場操縦や詐欺などの罪で22ヶ月間投獄された『ウォール街の狼』として知られています。
ベルフォート氏は2017年時点では仮想通貨に否定的な立場をとっており、「JPMorgan Chase」のCEOであるJamie Dimon(ジェイミー・ダイモン)氏が『ビットコインは詐欺である』と語ったことに賛同していた他、『中央銀行が独自のデジタル通貨を発行すれば仮想通貨は必要なくなる』といった予想を語っていましたが、先日米メディア「Fortune」のインタビューに答えた際にはその意見を変えて肯定的な見方を示しました。
同氏はビットコインの発行上限が2,100万BTCに制限されていることなどを理由に『ビットコインは株式よりも優位性を持っている』と述べており、数年前とは違いここ最近で機関投資家からの需要が高まってきていることなどを理由として『ビットコイン価格は10万ドル(約1,080万円)まで上昇する可能性がある』との予想を語っています。
ビットコイン価格は現在600万円前後での停滞を続けているため、最近では『近いうちに一度大規模な下落が起こる可能性がある』と予想する声が多数出ていますが、長期的な価格予想では1,000万円〜3,000万円付近までの上昇を予想する声も多く、有名なアナリストであるPlanB氏は『BTC価格は10万ドルでは止まらず、28万8,000ドル(約3,138万円)の平均価格まで上昇する可能性がある』と語っています。
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ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先日14日に670万円付近まで上昇したものの、その後はやや下落しており、2021年3月23日時点では「1BTC=5,850,702円」で取引されています。