イーサリアム(Ethereum/ETH)の価格は2021年5月3日に投資家の間で注目されていた3,000ドル(約328,000円)のラインを突破しました。今回の価格上昇によってETHの時価総額は39兆円を超えており、「ウォルト・ディズニー」や「バンク・オブ・アメリカ」の時価総額を上回っています。
時価総額で「ディズニー・バンカメ」上回る
イーサリアム(Ethereum/ETH)の価格は2021年5月3日に投資家の間で注目されていた3,000ドル(約328,000円)のラインを突破しました。その後も価格上昇は続いており、記事執筆時点では「1ETH=3,100ドル(約34万円)」前後で推移しています。
今回の価格上昇によってイーサリアムの時価総額は3,600億ドル(約39兆円)を超えており、「Walt Disney(ウォルト・ディズニー)」や「Bank of America(バンク・オブ・アメリカ)」の時価総額を追い抜いています。
「AssetDash」のデータによると、イーサリアムの時価総額は「NVIDIA(約3,730億ドル)」「Mastercard(約3,750億ドル)」「Walmart(約3,930億ドル)」にも迫ってきているため、近い将来にはこれら複数の大手企業の時価総額も超えることになると予想されます。
イーサリアム(ETH)関連の好材料
イーサリアム(ETH)にプラスの影響を与えると考えられるニュースはここ最近で数多く報告されており、「PayPal(パイパル)」や「Venmo(ベンモ)」などでETH関連のサービスが開始されている他、イーサリアムのブロックチェーン上でも数多く発行されている「Non-Fungible Token(NFT)」の人気も世界的に高まってきています。
また、カナダでは合計4つのイーサリアムETF(上場投資信託)が承認されており、2021年7月には大型アップデート「ロンドン」を予定、イーサリアム2.0で「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」への移行が完了すれば送金手数料・取引速度・消費電力などといった様々な問題が解決すると期待されるため、そのような複数の要因が長期的なETH価格上昇を支えていると考えられます。
仮想通貨市場全体では2021年4月18日に大幅な急落が見られており、その後は多くの仮想通貨で価格下落が続いていたものの、ETH価格はこのタイミングでも2,300ドル前後をキープし続けており、その後は他の仮想通貨に先立って「過去最高値の更新」を続けているため、今後の動きにも期待が高まっています。
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2021年5月3日|イーサリアム(ETH)の価格
イーサリアム(Ethereum/ETH)の価格は先月18日に22万円付近まで下落した後は、26日頃まで25万円前後での推移を続けていたものの、その後は上昇傾向が続いており、2021年5月3日時点では「1ETH=344,244円」で取引されています。