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BINANCE:カナダ・オンタリオ州を「利用制限地域」に追加


暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2021年6月26日に、カナダ・オンタリオ州居住者向けのサービス提供を停止することを発表しました。BINANCEは『オンタリオ州居住者は2021年12月31日までに全てのポジションを清算する必要がある』と説明しています。

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カナダ・オンタリオ州を「利用制限区域」に追加

BINANCE(バイナンス)は2021年6月26日に、カナダ・オンタリオ州を「BNIANCEの利用制限区域」に追加したことを発表しました。これにより、オンタリオ州居住者はBINANCEのサービスを利用することができなくなります。

オンタリオ州の証券取引を監督する規制機関である「オンタリオ証券取引委員会(OSC)」はここ最近で暗号資産取引所の取り締まりを強化しており、先月末頃からは「PoloniexKuCoinBybit」などといった複数の大手暗号資産取引所に『過去に警告を発していたにも関わらず連絡を行わなかった』として警告を発していたため、今回の対応はこのような取り締まり強化を受けたものであると考えられます。

BINANCEは今回の発表の中で、オンタリオ州に住むユーザーに対して『2021年12月31日までに全てのポジションを清算できるよう迅速な対応をとるように』と推奨しています。

BINANCEには「日本の金融庁」も警告

BINANCE(バイナンス)に対しては、日本の金融庁も今月25日に”2度目の警告”を発しており、『インターネットを通じて日本居住者向けに暗号資産交換業を行っている』として”無登録の暗号資産交換業者”だと指摘しています。

金融庁からの警告や日本居住者に対する対応に関するBINANCEからの公式発表は行われていないものの、仮想通貨メディア「The Block」の報道によると、BINANCEの広報担当者は『BINANCEは現在、日本で暗号資産交換事業を行なっておらず、日本ユーザーを勧誘してはいない』と語ったと伝えられています。

>>「BINANCE」の公式発表はこちら
>>「The Block」の報道はこちら