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米Grayscale:投資信託への追加検討リストに「暗号資産3銘柄」を追加


大手暗号資産投資企業「Grayscale(グレースケール)」は2022年7月13日に、同社が提供している暗号資産投資信託への追加を検討している仮想通貨リストを更新し、仮想通貨3銘柄を新たに追加したことを発表しました。

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検討リストに「APE・CRO・KNC」を追加

Grayscale(グレースケール)は2022年7月13日に、同社が提供する暗号資産投資信託への追加を検討している仮想通貨リストを更新し、仮想通貨3銘柄を新たに追加したことを発表しました。

Grayscaleは様々な暗号資産で構成された複数の仮想通貨投資商品を提供している米国の大手投資信託運用会社であり、同社の暗号資産投資商品に関する発表は仮想通貨価格に影響を与えることも多いため、Grayscaleが取扱う暗号資産の動向には以前から注目が集まっています。

同社は「投資配分の変更」や「追加検討リストへの追加」を行った際に定期的にその内容を公開し続けていますが、今回の発表では追加検討リストに以下3種類の暗号資産を追加したことが報告されています。

エイプコイン(ApeCoin/APE)

エイプコイン(ApeCoin/APE)は、世界的に人気のNFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」の保有者に無料配布されたことなどで注目を集めた暗号資産。エイプコインのガバナンスを担当する組織「ApeCoin DAO」のガバナンストークンとして使用される他、ゲームや商取引などエコシステム内の支払いにも利用することが可能。

2022年3月に正式発表された比較的新しい暗号資産であるものの、発表後はグローバル展開されている大手暗号資産取引所に続々と上場しており、現在は「BINANCE・Coinbase・FTX」などの大手取引所にも上場している。

クロノス(Cronos/CRO)

クロノス(Cronos/CRO)は、暗号資産取引・ウォレット・仮想通貨決済・仮想通貨還元機能付きカードなどといった暗号資産関連の様々なサービスを提供している大手企業「Crypto.com」の独自トークン。元々は「Crypto.com Coin」という名称で提供されていたが、2022年に「Cronos」へと名称変更された。

CROも様々な用途で利用することが可能となっており、CROをステークして報酬を獲得したり、Crypto.com Payで支払いに利用したり、支払い時にCROのキャッシュバックを受けたりなど、色々な場面で活用されている。

カイバーネットワーク(Kyber Network/KNC)

カイバーネットワーク(Kyber Network/KNC)は、様々なソースから流動性残高を集計して、あらゆる分散型アプリケーション(DApp)上で安全かつ迅速な取引を提供する流動性プロトコル。

Kyber Networkは「DeFi・DApp・DEXなどのユーザーが最高のレートを提供する流動性プールに簡単にアクセスできるようにすること」を目指しており、イーサリアム創設者であるVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏​がアドバイザーを務めていることでも知られている。

Grayscaleの取扱銘柄・検討中銘柄について

Grayscale(グレースケール)が2022年7月13日時点で取り扱っている暗号資産と、追加検討中の暗号資産としては以下のような銘柄が挙げられています。

取扱う暗号資産

追加検討中の暗号資産

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