米TIMEマガジン「暗号資産の説明動画制作」でGrayscaleと提携|BTC保有の報告も
世界初のニュース雑誌としても知られる米国の老舗ニュースマガジン「TIME」が仮想通貨投資会社「Grayscale(グレースケール)」と提携して『仮想通貨に関する説明動画シリーズ』を共同制作し、その報酬としてビットコイン(BTC)による支払いを受け入れるだけでなく、受け取ったBTCを保有し続けると決定していることが明らかになりました。
TIME「BTCを受け入れ、保有し続ける」と決定
1923年3月にニューヨーク州で創刊された米国の老舗ニュースマガジン「TIME」が、仮想通貨投資会社「Grayscale(グレースケール)」と提携して『仮想通貨に関する説明動画シリーズ』を共同制作し、その報酬として支払われたビットコイン(BTC)を保有し続ける予定であることが明らかになりました。
GrayscaleのCEOであるMichael Sonnenshein(マイケル・ソンネンシャイン)氏は2021年4月13日のツイートで『今年夏に公開予定の"仮想通貨に関する説明動画シリーズ"の制作でTIMEと提携している』と述べた上で、『TIMEの社長であるKeith Grossman氏はビットコインによる報酬支払いに同意しているだけでなく、財務資産としてBTCを保有し続けることを決定している』と報告しています。
Thrilled @Grayscale is partnering w/ @TIME on a new video series coming this summer explaining the #crypto space.
— Michael Sonnenshein (@Sonnenshein) April 12, 2021
Equally as important, @KeithGrossman & @TIME has agreed to be paid in #Bitcoin - and will hold the $BTC on their balance sheet. A first for our media partnerships!
Grayscaleは今年の夏に公開する仮想通貨業界について説明する新しいビデオシリーズの制作で「TIME」と提携しています。
これと同じくらい重要なことは「Keith Grossman氏とTIMEがビットコインによる支払いに同意しており、バランスシートでBTCを保有し続ける」ということです。私たちの初となるメディアパートナーシップです!
「TIME」はここ最近で仮想通貨関連の取り組みを加速させており、今年3月にはビットコインや仮想通貨に詳しい最高財務責任者を募集し始めていた他、トークン化した雑誌の表紙をNFTマーケットプレイスである「SuperRare」に出品して135ETHを獲得していました。
「TIME」は世界初のニュース雑誌としても知られる米国の老舗ニュースマガジンであり、「Grayscale」は以前からビットコインの利点を強調したテレビCMも放送しているため、両社が協力して新しい仮想通貨の説明動画を公開することによって、仮想通貨の理解が深まり、仮想通貨の普及も促進されると期待されています。
こちらの記事も合わせてどうぞ
2021年4月13日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先月14日に670万円付近まで上昇して以降横ばいの状態が続いていたものの、本日13日には670万円を超えて急騰しており、2021年4月13日時点では「1BTC=6,841,695円」で取引されています。