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ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2022年12月11日〜17日


2022年12月11日〜17日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2022年12月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧

銀行の暗号資産保有などで国際規制

銀行監督に関する協力・協議を行うための国際機関であるバーゼル銀行監督委員会(BCBS)が、2025年1月1日までに適用される暗号資産関連のグローバル銀行規則を承認したことが明らかになりました。バーゼル委員会は仮想通貨やステーブルコインを2つのグループに分類して規制しており、「準備金の2%までは暗号資産保有を許可すること」なども説明されています。

コインチェック「GENSOメタバースのLAND」先行販売へ

コインチェック(Coincheck)は2022年12月15日に、同社が提供するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」で、ブロックチェーンゲーム「元素騎士Online -META WORLD-」内の「GENSOメタバース」の土地である「LAND」の販売を2022年12月22日から開始することを発表しました。

GENSOメタバースのLAND販売は初であり、今回の販売が世界各国・日本国内の他のNFTマーケットプレイスに先駆けた世界先行販売となります。

東京電力:日本各地に「分散型データセンター」展開

東京電力パワーグリッド・アジャイルエナジーX・TRIPLE-1の3社は2022年12月14日に、再生可能エネルギーの余剰電力とTRIPLE-1の先端半導体をハイブリッドさせた「分散型データセンター」を日本各地に展開する計画を発表しました。

この分散型データセンターは「仮想通貨マイニング・ゲノム解析・スマートシティ・5G通信・メタバース・自動運転・人工知能(AI)」などにも活用できると説明されています。

トラストウォレット「ADAのステーキング」が可能に

Trust Wallet(トラストウォレット)は2022年12月14日に、トラストウォレットでカルダノ・エイダ(Cardano/ADA)のステーキングが可能になったことを発表しました。記事執筆時点ではAndroid端末でのみADAステーキングが可能となっていますが、近日中にはiOS端末でもステーキング可能になると報告されています。

「Xumm On/Off-Ramps」イギリス・フランスで提供へ

XRPを保管することができる人気のウォレット「Xumm」は2022年12月8日に、法定通貨とXRPを相互交換することができる「Xumm On/Off-Ramps(オン/オフランプ)」のサービスをオランダで提供し始めたことを報告し、近日中にイギリスやフランスでも同サービスを提供する予定であることを発表しました。

Xummは暗号資産交換サービスなど提供している「BTC Direct」や「Banxa」との提携を通じてこのサービスを拡大しているとのことで、今後は時間をかけてより多くの国でOn/Off-Rampsサービスを展開していく予定とも報告されています。

バハマ警察「FTX創業者」を逮捕

経営破綻した暗号資産取引所「FTX」の創業者であるサム・バンクマン=フリード氏が、米国政府からの要請を受けてバハマ警察に逮捕されました。今月13日には米証券取引委員会(SEC)や米商品先物取引委員会(CFTC)がサム・バンクマン=フリード氏を起訴したことも発表されています。

Oasys「メインネット正式稼働」OASトークンも上場

日本発のゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」のメインネットが2022年12月12日に正式稼働しました。OasysのネイティブトークンであるOASトークンも「OKX・Kucoin・Bybit・Gate・Huobi・Bitget」などといった複数の暗号資産取引所に上場しています。