HEXA:擬似DAOプロジェクトの新規NFT販売ができる「INO機能」を実装
NFTマーケット「HEXA(ヘキサ)」を運営しているメディアエクイティは2023年1月31日に、疑似DAOプロジェクトの新規NFTを発行・販売することができる新機能「INO(Initial NFT Offering)」を実装し、申請受付を開始したことを発表しました。
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INO(Initial NFT Offering)の申請受付開始
HEXA(ヘキサ)を運営しているメディアエクイティは2023年1月31日に、NFTを活用した疑似DAOプロジェクトの新規NFT公開販売を行うことができる新機能INO(Initial NFT Offering)を実装し、申請受付を開始したことを発表しました。
INO(Initial NFT Offering)は、NFTプロジェクトが初めてのNFT一次販売を行う際に用いられる販売手法であり、NFTプロジェクトの概要やロードマップなどを公開して、一定の販売予約期間を設けて実施されます。
INOでは販売期間中に購入申込を行った抽選で当選した方が実際にNFTを購入することができる仕組みとなっており、一定期間に集中してプロジェクトの認知を行うためプロジェクトの魅力を短期的に広く集中して伝えることが可能、購入者はINOに参加することによって最初の一次流通で一定数量のNFTを購入することができると説明されています。なお、HEXAが過去に実施したHEXAの広告枠NFTの販売では、24時間で2,049件、1億4,803万2,000円の購入需要を集めていると報告されています。
擬似DAOを実現するコミュニティ機能を搭載
DAO(分散型自律組織)とは、少数の個人・法人などの中央集権的な機関に依存せずに、分散型の形で意思決定を行なって運営される組織のことであり、暗号資産やブロックチェーン技術の普及によってDAOへの関心も急速に高まってきています。
ただし、日本を含めた世界各国の法規制に基づいた上で「完全に純粋なDAO」を実現するのは非常に困難となるため、HEXAはDAOの良い点の一部を取り入れた『擬似DAO』を実現するコミュニティ機能を搭載したと説明されています。
疑似DAOを実現するコミュニティ機能では、すでに搭載済のWEB3.0型オンラインサロンやファンクラブなどのコミュニティ運営も可能になるNFT保有者限定コミュニティ機能「Scale-free」にDAO投票機能を搭載することによって、NFT保有数に応じた投票で発行者やプロジェクト運営者がNFT保有者の意思を確認することができると説明されています。
擬似DAOに参加するためにはNFTを購入する必要があるものの、NFTは転売することもできるため、NFTを参加券として積立型で参加するコミュニティを実現することができるようになっています。
また、NFT発行者はロイヤリティを設定することによって、NFTが転売されるたびにロイヤリティ収益を得ることができるため、発行者と参加者がコミュニティの価値を上げていくインセンティブが得られ、発行者はコミュニティの需要が高まり、NFTの価値が高まればコミュニティ参加者にも恩返しができる仕組みとなっています。
なお、INOの申請から販売までの流れと審査についてについては「HEXAの公式サイト」で詳しく説明されています。
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