2023年2月5日〜11日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2023年2月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧
メタバース都市「Oasis」独自NFT販売へ
Coincheck(コインチェック)は2023年2月9日に、メタバース都市「Oasis TOKYO」などを展開するメタバースコミュニティのブランドである「Oasis」が発行するNFTを2023年春から「Coincheck NFT」で販売することを発表しました。
今回の発表では、Oasis独自NFTの発行・販売を記念して、抽選で20名を招待する『NFT発行記念イベント』を2023年2月26日から東京都内で開催することも報告されています。
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Astar(ASTR)Upbit上場発表で価格急騰
韓国の大手暗号資産取引所であるUpbit(アップビット)は2023年2月9日に、Astar Network(アスターネットワーク)のネイティブトークンである「ASTR」の取扱いを開始しました。今回の上場発表を受けてASTR価格は大幅に急騰しました。
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新L1チェーン「Chiliz Chain 2.0」リリース
チリーズ(Chiliz/CHZ)は2023年2月8日に、スポーツ&エンターテイメント業界向けの新たなレイヤー1ブロックチェーンである『CHILIZ CHAIN 2.0』で最初の生成ブロックを検証したことを発表しました。
今回の発表では「Chiliz5周年を記念してブランド変更を行い、ロゴマークを新しいデザインに変更したこと」や「サッカー韓国代表チームのスター選手であるキム・ミンジェ氏が新しいブランドアンバサダーに任命されたこと」なども報告されています。
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米SEC「Krakenのステーキングサービスは証券法違反」
米国証券取引委員会(SEC)は2023年2月9日に『必要な登録を行わずに暗号資産のステーキングサービスを米国の顧客に提供した』として、暗号資産取引所「Kraken」を起訴したことを発表、同社が3,000万ドルの罰金支払いに同意して米顧客向けステーキングサービスを停止したことを発表しました。
米SECのステーキング規制については、カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の共同創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏も自身のYouTubeチャンネルでコメントしています。
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The Sandbox:サウジアラビアの政府機関と提携
ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)がサウジアラビアのデジタル政府機関(DGA)とメタバース活用に向けた提携に関する覚書を締結したことが明らかになりました。
今月10日にはモデル・女優・歌手・実業家・DJなど様々な顔を持つセレブのParis Hilton(パリス・ヒルトン)氏がThe Sandboxのメタバース上で南国をモチーフにした最新の仮想空間コンテンツ『Parisland(パリスランド)』を展開することも発表されています。
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TRON「1億ドル規模のAI開発ファンド」立ち上げ
トロン(Tron/TRX)の創設者であるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏は2023年2月10日に、TRONエコシステムにおける人工知能(AI)とブロックチェーンの統合促進に向けて「1億ドルのAI開発ファンド」を設立することを発表しました。
Justin Sun(ジャスティン・サン)氏は2023年2月4日に、OpenAIによって開発された対話型AIチャットボット「ChatGPT」のようなAIシステムに焦点を当てた分散型決済フレームワークを提供することも発表しています。
FLRトークンの配布スケジュールが決定
Flare Networksは2023年2月10日に、フレアトークン(Flare/FLR)の配布方法などに関する内容を含んだFlare改善提案「FIP.01」が93%の賛成票を得て承認されたことを報告し、「FIP.01提案の概要」と「今後のFLR配布方法」について説明する記事を公開しました。
今回の発表では「WFLR保有者に配布される予定となっている残り85%分のFLRの配布日・配布スケジュール」も明らかにされており、初回配布は2023年3月17日に実施される予定だと報告されています。