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P2P仮想通貨取引所Paxful「マーケットプレイスの一時停止」を発表

ユーザー間で仮想通貨を取引できるP2Pの暗号資産取引所Paxful(パックスフル)が、仮想通貨マーケットプレイスのサービスを一時停止することが明らかになりました。

サービス停止の詳しい理由などは明らかにされていないものの、書面の中では「主要スタッフが退職したこと」が報告されており、サービスが再開されるかどうかは現時点でわからないとも説明されています。

主要スタッフが退職|サービス再開は未定

ユーザー間で仮想通貨を取引できるP2P(ピアツーピア)の仕組みを採用した暗号資産取引所Paxful(パックスフル)が「マーケットプレイスの一時停止」を発表したことが明らかになりました。

今回のサービス停止は書面によるメッセージで通知されており、PaxfulのCEOであるRay Youssef氏は書面の冒頭で『本日Paxfulはマーケットプレイスの停止します。復活するかどうかはわかりません』とコメントしています。


サービス停止の理由については明らかにされていないものの、書面の中では『今は全容をお伝えすることはできないが、残念ながら主要スタッフが退職してしまった』と説明されており、ユーザーに対して別のサービスで取引を行うよう求められています。

ただし、Paxful Walletはユーザーが資金を回収できよう引き続き運営されるとのことで、『可能であれば資金を出金して自己管理してください』と説明した上で、「Exodus Wallet」や「Muun Wallet」などのウォレットが安全な選択肢として推奨されています。

Ray Youssef氏は『お客様の資金を守ることが我々の最大の優先事項です』と述べており、『米国以外のユーザーにはNoonesのようなプラットフォームに簡単に移行できるようなオプションを提供している。Paxfulで行っている全てのことはNoonesで行うことができる』とも説明されています。

P2Pの仮想通貨取引サービスは世界的に人気のサービスの1つとなっていますが、今年2月には2012年に設立された長い歴史を持つP2P取引所LocalBitcoins(ローカルビットコイン)もサービス終了を発表しています。