Oasysの分散型取引所(DEX)「Tealswap V3」ローンチ|集中流動性機能を導入

by BITTIMES

新機能を搭載した「Tealswap V3」ローンチ

オアシス(Oasys/OAS)の分散型取引所(DEX)である「Tealswap」は2024年3月15日に、流動性範囲を指定できる機能などを搭載した「Tealswap V3」をローンチしたことを発表しました。

Tealswapは、ゲーム特化型のレイヤー1ブロックチェーンである「Oasys」を基盤とした分散型取引所(DEX)であり、Oasys関連の様々なトークンを手軽に交換できるだけでなく、Oasys内のブリッジ機能を用いて保有しているトークンを「Hub Layer ⇄ Verse Layer」で移動できるようになっています。

Tealswapは以前から「Tealswap V2」を提供していましたが、今回は新たに"集中流動性(Concentrated Liquidity)"と呼ばれる機能を搭載した「Tealswap V3」をリリースしたことが報告されています。

V3正式ローンチ

Tealswap V3のサービスを利用することによって、ユーザーはより幅広い流動性活用を体験することができます。(リンク参照)

集中流動性(Concentrated Liquidity)とは?

集中流動性(Concentrated Liquidity)は、流動性提供者が流動性を提供する価格範囲を指定できるようにする機能で、代表的な分散型取引所である「Uniswap V3」でも導入されています。

具体的には「特定の仮想通貨の流動性を100ドル〜110ドルの範囲に集中させる」といったことが可能で、対象通貨の価格がその価格範囲内に留まっている場合に収益性を高められるような仕組みとなっています(※指定範囲を超えた場合にはリターンが発生しないため注意が必要)。

この機能を利用すると、特定の価格帯の流動性を強化できるため、市場のボラティリティ(価格変動)に柔軟に対応できるようになり、市場参加者により良い取引体験が提供されると説明されています。

指定価格で流動性を提供する方法

Tealswap V3を通じて指定価格で流動製を提供する方法については以下のように説明されています。

  1. 流動性プールを選ぶ
    流動性を提供したいプールを選択して「Invest」をクリック
  2. 指定したい価格帯を選ぶ
    流動性を提供する価格帯を選ぶことが可能。指定した範囲内で取引が行われた場合には、トレーダーが支払ったスワップ手数料の一部を報酬として獲得できる。「Low・High・Custom」で範囲を指定でき、カスタムを選べば手動で価格帯を設定できる。
  3. 指定した価格範囲を確認する
    画面上で設定した価格範囲を確認することが可能。
  4. 流動性供給額を入力する
    流動性提供に使用するトークンの数量を入力する。OAS以外のトークンは事前に承認処理を行う必要がある。
  5. ポートフォリオを確認
    流動性を提供すると「Portfolio」のページで流動性提供中のプールを一覧表示で確認できる。このページで報酬などを確認することが可能。
  6. ポジション管理(流動性の追加/削除)
    ポートフォリオページにある「Manage」をクリックすると、流動性の追加/削除を行うことが可能。

Tealswap V3を通じて指定価格で流動製を提供する方法については「Tealswapの公式発表ページ」で詳しく説明されています。

>>Oasys関連の最新記事はこちら

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