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「2025年は団結と進歩の年」カルダノ創設者がコミュニティに協力呼びかけ

「2025年の貴重な機会を無駄にしてはいけない」と説明

カルダノ(Cardano/ADA)の創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は2024年12月1日に「2025年は団結と進歩の年だ」との考えを語り、過去の争いを忘れて仮想通貨業界全体で協力していくべきとの考えを示しました。

仮想通貨業界では銘柄やプロジェクトごとに様々なコミュニティが構築されていますが、考え方の違いやプロジェクトに対する愛の深さなどから、他プロジェクトやコミュニティと対立したり、批判的な意見が語られている場面も多々あるのが現状となっています。

ホスキンソン氏は今回の投稿で「自分自身も他コミュニティに対して少し辛烈だったことがあったため、BTCXRPSOLなどに対して謝罪してきた」とコメントしており、「コミュニティメンバーも過去のコメントや意見は忘れて、全てのエコシステムを完全にリセットすることを受け入れるべき」と語っています。

また「過去にカルダノを批判していた著名人らは現在カルダノのエコシステムや技術を見直し始めている」とも説明されていて、「過去に事実無根の酷いことを言われたとしても彼らを受け入れるべきだ」とコメントされています。

ホスキンソン氏は「2025年には仮想通貨市場を数十兆ドル規模に成長させて、全ての家庭や政府に浸透させるチャンスがある」と述べており、「この貴重な機会を小さな派閥争いで無駄にしてはいけない」と強調しています。

カルダノコミュニティの皆さんに提案したいのは、過去のコメントや意見は忘れて、すべてのエコシステムを一からリセットすることを受け入れることです。ご存じの通り、私は他のコミュニティに対して少し辛辣だったことがあり、BTC、XRP、Solanaなどに対して謝罪してきました。

私たちは、他のエコシステムのインフルエンサーやリーダーたちがカルダノについてかなりひどい事実無根のことを言ってきたことも受け入れる必要があります。彼らは今、私たちのエコシステムと技術を改めて見直し始めています。過去を忘れ、彼らを受け入れるべきです。

2025年は団結と進歩の年です。私たちには、仮想通貨を主流にし、市場を数十兆ドル規模に成長させ、すべての家庭や政府に浸透させるチャンスがあります。この機会を小さな派閥争いで無駄にしてはいけません。

仮想通貨業界団結の呼びかけは以前から

チャールズ・ホスキンソン氏はここ最近の投稿で協力することの重要性を強調していて、先月はXRPを活用したサービス展開で知られるリップル(Ripple)のブラッド・ガーリングハウス氏と共に「仮想通貨業界全体の団結」を呼びかけていました。

ガーリングハウス氏は「今こそ仮想通貨コミュニティが団結し、公平な競争環境と明確なルールを求める時だ。潮が満ちればすべての船が浮かび上がる」と呼び掛けており、ホスキンソン氏は「仮想通貨業界全体が団結すれば止められなくなる」とも説明しています。

Cardanoエコシステムではここ最近でビットコイン(BTC)を統合する動きが加速してきており、業界全体でも複数のプロジェクトが協力する業界団体などが増えてきているため、2025年にはこのような動きが加速する可能性があると予想されます。

仮想通貨業界の主要プロジェクトが団結すれば、各種サービスの利便性や機能性が大幅に向上し、1つのウォレットで複数チェーンの暗号資産をまとめて管理・使用できるようになるなど、ユーザーにも様々なメリットがもたらされると期待されます。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用