Bitget「BWBとBGBの統合・BGBの大規模バーン」発表|価格上昇率は1,300%超え
BWBとBGBを「Bitget Token」に統合
Bitget(ビットゲット)は2024年12月27日に、Bitget Wallet Token(BWB)とBitget Token(BGB)の統合を実施することを発表しました。
BWBとBGBはどちらもビットゲット関連の仮想通貨であり、BWBはウォレット関連、BGBは取引所関連のトークンとなっています。
今回の統合では、これら2つのトークンが「BGB」に統合されることになっており、統合後のBGBはBitgetとBitget Walletの両方でユーティリティトークンとして機能するようになり、BGBの利便性が向上し、Bitgetエコシステムが効率化されると説明されています。
BitgetでBWBを保有している場合は「1BWB=0.08563 BGB」の交換比率で自動的にBGBを受け取る仕組みで、BWBは日本時間2024年12月28日午前1時に上場廃止されています(※BWB交換の手動操作は不要)。
総供給量の40%「8億BGB」のバーンも発表
Bitgetは2024年12月27日に、Bitget Token(BGB)の総供給量の40%に相当する8億BGBをバーン(焼却処分)することも発表しています。
バーン(Burn)とは、特定のトークンを誰もアクセスできないウォレットアドレスに送金することによって二度と利用できないようにする行為のことであり、これによって対象トークンの供給量が減少し、希少価値が高まるため、結果的に価格上昇につながる可能性もあると期待されています。
27日の発表では「BGBの買い戻し&バーン計画の詳細」が発表されており、計画の内容については以下のような説明が行われています。
【初期バーンの概要】
BGBエコシステムを強化するために、コアチームが保有する8億BGB(総供給量の40%相当)をバーン。このバーンはまもなく完了し、オンチェーン記録が公開される。その後、BGBの総供給量は12億に減少し、すべてのトークンが完全に流通することになる。
【四半期バーンの概要】
四半期ごとにBGBのバーンを実施。通常は次の四半期の初めにバーンが完了する。
Bitgetは取引所とウォレットの運営による四半期利益の20%をBGBの買い戻しとバーンに割り当てる。これらの利益には「Bitget取引所での現物・先物・マージン取引からの取引手数料」と「Bitget Walletでのスワップ・先物・NFT取引からの収入」が含まれる。
Bitgetは買い戻したBGBをバーンアドレスに送信して破壊し、完了後に正確な金額とオンチェーンレコードを公開する。
【初期バーン後のBGBトークノミクス】
名前 | Bitgetトークン |
シンボル | BGB |
チェーン | ERC-20 |
コントラクトアドレス | 0x54D2252757e1672EEaD234D27B1270728fF90581 |
発行日 | 2021年7月26日 |
発行価格 | 0.0585 USDT |
初期供給 | 2,000,000,000 |
現在の循環供給量 | 1,200,000,000 |
現在の総供給量 | 1,200,000,000 |
BGB価格は過去1年で1,300%以上上昇
Bitget Token(BGB)は大幅な価格上昇が続いていることでも注目を集めており、記事執筆時点では過去1年間で1,318%の価格上昇率を記録、現在価格は1,310円に到達しています。
2024年12月28日 BGBの価格チャート(画像:CoinMarketCap)
今回の大規模バーンによって、BGBの供給量は40%削減されることとなり、今後の四半期バーンによってBGB供給量はさらに減少していくことになるため、現在は「BGB価格が今後どこまで上昇するか」にも注目が集まっています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.87 円)
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Souce:Bitget公式発表①、Bitget公式発表②
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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