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【完全版】TREZOR(トレザー)とは?基本情報から「購入方法・使い方」まで詳しく解説

仮想通貨(暗号資産)を安全に保管・管理することができる人気のハードウェアウォレット「TREZOR(トレザー)」に関する基本情報やメリット・デメリットなどをわかりやすく解説します。

「日本で購入する際の最適な方法」や「購入・使用時の注意点」などと共に、公式サイトに記載されている「TREZOR正規販売代理店」も含めて紹介します。

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TREZOR(トレザー)とは?

TREZOR(トレザー)とは、ビットコインなどの仮想通貨を高レベルのセキュリティで安全に保管することができるハードウェアウォレットです。

トレザーのハードウェアウォレットには「Trezor One、Trezor Model T、Trezor Safe 3」などの種類があり、リカバリーシード(復元フレーズ)を安全に保管するための「Trezor Keep Metal」なども販売されています。

世界100カ国以上で非常に多くのユーザーに愛用されているこのウォレットは、コンパクトかつシンプルなデザインとなっており、USBケーブルでパソコンに接続するだけで、簡単に仮想通貨を管理することができるように設計されています。

たとえパソコンで入力した情報がウィルスやマルウェアなどで読み取られたとしても、デバイスと暗証番号が揃わない限り仮想通貨を送金することができないようになっているため、仮想通貨取引所やスマートフォン向けアプリなどで保管するよりも安全に仮想通貨を保護することができます。

TREZOR(トレザー)が対応している仮想通貨

TREZORは、非常に多くの仮想通貨に対応しており、保管・管理できる仮想通貨の種類は合計8,000種類以上にものぼります(2023年12月時点)。

デバイスによって対応している仮想通貨の種類に違いがありはするものの、人気の仮想通貨だけでなく各種ステーブルコインERC20トークンなどにも対応しているため、自分が保有している仮想通貨を一括管理できるという点も大きな魅力となります。

対応している仮想通貨の中でも特に代表的なものとしては以下のような銘柄が挙げられます。
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH)
ライトコイン(LTC)
ドージコイン(DOGE)
エックスアールピー(XRP)
ソラナ(SOL)
モナコイン(MONA)

ネム(XEM)
ステラ(XLM)
モネロ(XMR)
ダッシュ(DASH)
ジーキャッシュ(ZEC)
カルダノエイダコイン(ADA)
ビットコインキャッシュ(BCH)
イーサリアムクラシック(ETC)

「対応しているすべての通貨のリスト」や「それぞれのモデルに対応している通貨」は公式サイトをご覧ください。

TREZOR(トレザー)のメリット

「Windows・Mac・Linux」などあらゆるOSに対応

TREZORは「Windows・Mac・Linux」といったあらゆるOSで使用することができます。使用する際には付属しているUSBケーブルでデバイスをパソコンに繋いで「MyTrezor.com」にアクセスするだけなので、簡単にウォレットを利用することができます。

オープンソースで信頼できる

最先端の暗号技術を用いたTREZORのソフトウェアは、その全てがオープンソースとして公開されているため、誰もが「そのシステムが信頼できるものなのか」を確認することができるようになっています。TREZORはシステムの透明性を確保することによって、ユーザーの大切な資産を守る「TREZOR」のプロジェクトが不正な抜け道や違法性のない健全なものであることを保証しています。

また、通常のビットコインアドレスのように、シードの文字列を紙に印刷するだけでバックアップすることもでき、その文字列を用いていつでも別のデバイスに復元することが可能です。

多くの人々に支持される「代表的ハードウェアウォレット」

TREZORのウォレットはすでに非常に多くの人々に利用されており、仮想通貨業界を代表するハードウェアウォレットとなっています。熱狂的なビットコインファンとしても知られるTwitterのCEO、Jack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏も自分自身のビットコインを保管するためのウォレットとして「TREZOR」を選んだことを明かしており、透明性の高い環境でサービスを提供している「TREZOR」を賞賛しています。

匿名性を強化するプライバシー保護機能「Tor Switch」

TREZORが提供しているデスクトップアプリ「Trezor Suite」には、ユーザーのプライバシー保護機能を強化するための機能となる「Tor Switch(トーア・スイッチ)」も導入されています。

Tor Switch(トーア・スイッチ)とは、IPアドレスを相手に知られることなくインターネットに接続したり、メールを送信したりできる匿名化のための通信システム「Tor(トーア)」を用いた接続方法に簡単に切り替えることができるスイッチであり、このスイッチをONにすることによって、Trezorユーザーはネットワーク接続時の匿名性を高めることができるようになっています。

ビットコイン取引を追跡困難にする「CoinJoin」

「Trezor Suite」には、ビットコイン取引の追跡を困難にしてプライバシーを強化する「CoinJoin」という機能も搭載されています。

ビットコインはデフォルトでは匿名ではないため、プライバシー保護のための適切なツールをしなければ、自分のBTC保有量やこれまでの送金履歴が簡単に外部に漏れてしまいますが、CoinJoin機能を使用すればビットコインから個人情報を取り除くことができ、プライバシーを保護することができます。

TREZOR(トレザー)のデメリット

偽造品や改造品に注意が必要

TREZORは非常に人気の商品となっているため、その一方では悪意を持った人々が「TREZORを偽造した製品」や「公式のTREZORに違法な細工を施した製品」を流通させていることが報告されています。このような製品を間違って使用してしまった場合には、入金した仮想通貨を盗み取られてしまう可能性があるため十分に注意する必要があります。

このような被害に合わないようにするためには「TREZOR公式サイト」または「TREZOR正規販売代理店」から直接購入することが重要です。また、TREZORはこのような被害を未然に防ぐために本物かどうかを見分けるための「ホログラムシール」を製品に貼り付けているため、購入した後はこのシールをしっかりと確認するようにしましょう。

偽物(FAKE)のTREZORに貼られているホログラムシール(画像:TREZOR)

ウォレット自体がやや高額

TREZORは、物理的なデバイスが存在するハードウェアウォレットであるため、「Trezor One」は12,800円、「Trezor Model T」は24,800円と、やや高額な金額設定となっています(※日本正規販売代理店の価格)。

インターネット上には「Trezorを通常価格よりも安値に購入できる」と宣伝しているWebサイトなどもありますが、このようなサイトは詐欺である可能性も十分にあり得るため、多少高額であっても「公式サイト」か「正規販売代理店」で購入することをおすすめします。また中古品などに関しても、事前に情報を盗み出すためのウィルスが仕込まれている可能性もあるため、危険であると考える方が得策でしょう。

仮想通貨の移動・送金には手間がかかる

TREZORは、基本的には”仮想通貨をより安全に保管するため”のコールドウォレットとして機能します。これは仮想通貨を長期的に安全に保管する場合には非常に適したものであるものの、日常的な支払いなどで頻繁に仮想通貨を送金したりする場合には適していません。

よりわかりやすく例えるならば「厳重な金庫」に仮想通貨を保管するためのものであるため、資産として安全に保管したい仮想通貨は「TREZOR」に、それ以外の普段から使用する仮想通貨はスマホアプリなどのホットウォレットに保管するようにしましょう。

TREZOR(トレザー)の購入方法

TREZOR(トレザー)を購入する場合には「TREZOR公式サイト」または「TREZOR正規販売代理店」から購入するようにしましょう。Amazon(アマゾン)などでも購入することができますが、偽造品などが販売されている可能性もあるため、あまり良い選択とは言えません。

TREZORの公式サイトには「日本の正規販売代理店」として、
・RISEST COLTD(大阪市天王寺)
・Takumi No Waza Corp.(東京都港区)
の3社が記載されているため、日本在住の方はこれらの「正規販売代理店」から購入すると良いでしょう。

日本の正規販売代理店であれば、購入までの手順なども日本語でわかりやすく説明されていため、安心して購入することができます。

TREZOR(トレザー)の初期設定・バックアップ作成方法

TREZOR(トレザー)を購入したら、まず始めに初期設定を完了させる必要があります。この初期設定は、今後仮想通貨を安全に保管・管理していくための非常に重要なステップであり、少々時間がかかる作業でもあるため、慎重に行うようにしましょう。

以下の記事では、
・TREZOR開封時の注意点
・TREZORの初期設定方法
・バックアップの作成方法
・フォームウェアのアップデート方法
といった、TREZOR購入後に行うべき各種設定の方法を画像付きでわかりやすく解説しているため、TREZORを購入した方はこちらの記事を参考にしながら初期設定を行なってください。

TREZOR(トレザー)仮想通貨の入金・出金方法

TREZOR(トレザー)の初期設定が完了したら、いよいよ仮想通貨の入出金です。仮想通貨の入出金方法は通貨によって違いがあるため、自分が保管・管理したい仮想通貨の入出金方法を知る必要があります。

・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
・ビットコインゴールド(Bitcoin Gold/BTG)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)
・ダッシュ(Dash/DASH)
・ドージコイン(Dogecoin/DOGE)
・ヴァートコイン(Vertcoin/VTC)
といった「ビットコイン系の仮想通貨」は、どれも同じ方法で入出金を行うことができます。

具体的な入出金方法は、以下の記事で画像と一緒に詳しく手順を解説しているので、そちらをご覧ください。

TREZOR(トレザー)まとめ

TREZOR(トレザー)は仮想通貨業界でも特に有名なハードウェアウォレットであり、多くの著名人から高い評価を獲得しています。取引所などで仮想通貨を保管している場合は、ハッキングなどの被害者になってしまう可能性がありますが、TREZORのようなハードウェアウォレットを使用すれば、そのような被害に遭う可能性を最大限に下げることができます。

しかし、自分自身で仮想通貨を管理するためにはしっかりと操作方法を学んで、パスワードなどの管理にも気を使いながら管理することが重要です。

TREZORはパソコンが苦手な方でも気軽にハードウェアウォレットを利用できるようにするために常に改良を続けているため、一度初期設定を完了させて使い方を覚えてしまえば、多くの人は気軽に仮想通貨を管理することができるようになっています。

トレザーの公式サイトにはより詳しい説明やQ&Aなども記載されているため、購入を悩まれている方はそちらを見てみると良いでしょう。
>>「TREZORの公式サイト」はこちら

TREZOR(トレザー)の購入は、英語が苦手でも安心して購入することができる”TREZOR日本正規販売店”「RISEST COLTD」からどうぞ


TREZORの日本正規販売店はこちら