2021年、ビットコイン価格は「3,800万円」に:米投資会社Pantera Capital
仮想通貨投資会社「Pantera Capital(パンテラ・キャピタル)」のCEOであるDan Morehead(ダン・モアヘッド)氏と、同社の最高投資責任者でありながらオーガー(Auger/REP)のコア開発者であるJoey Krug(ジョーイ・クルーグ)氏は、2019年7月23日に米国のポッドキャスト「Unchained」で、ビットコイン価格は2019年末までに42,000ドル(約453万円)、その2年後には356,000ドル(約3,847万円)に達する可能性があると語りました。
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ビットコイン、年間成長率は「235%」
2018年7月に「過去5年間で10,000%を超えるリターンを得た」と発表している仮想通貨投資会社「Pantera Capital(パンテラ・キャピタル)」は、信頼できる価格分析に基づいてビットコインの将来を予想しており、過去のデータに基づいてビットコインの年間成長率は「235%」だと報告しています。
ダン・モアヘッド氏とジョーイ・クルーグ氏は、年間成長率を維持することができれば、ビットコイン価格は2019年末に42,000ドル(約453万円)に達し、その後は356,000ドル(約3,847万円)にまで達する可能性があると語っています。
ビットコイン価格を対数的にグラフ化すると、ビットコインは「年平均235%」の成長率で成長しています。この傾向が続けばビットコインは2019年末に42,000ドル(約3,847万円)に達するでしょう。私は年末にその価格に達するのは良い動きだと思います。
もしもこのラインをもう1年持続できれば「122,000ドル(約1,328万円)」、さらにもう1年持続できるのであれば「356,000ドル(約3,847万円)」になります。
(画像:Pantera Capital)
ダン・モアヘッド氏らはこのグラフをビットコイン価格が3,700ドル(約40万円)ほどだった2018年12月に作成しているため、当時の価格から考えると「42,000ドル、122,000ドル、356,000ドル」といった予想は"クレイジー"だと思われるものの、その後は順調に回復してきていると説明しています。また同氏は、自身が最初に予想した5,000ドル(約54万円)という予想も最初のうちは受け入れられなかったとも語っています。
ジョーイ・クルーグ氏は、仮想通貨に関心を持つ投資家の数が変化してきていることを語っており、同社は現在850のパートナーを有していると明かしています。ここ最近では多くの機関投資家がこの業界に参加してきていると伝えられていますが、まだ大多数は投資を行なっていないため、モアヘッド氏らは強気な姿勢を維持しています。
2019年末のビットコイン価格に関しては、米国の調査会社「Fundstrat Global Advisors(ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズ)」の共同創業者であるThomas Lee(トーマス・リー)氏も同様の意見を語っています。
現在ビットコイン価格は100万円付近での停滞を続けていますが、多くの仮想通貨投資家たちは今後数カ月間で起こると予想される急上昇に強い期待感を示しています。
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