イギリスの国際送金会社「Xendpay」RippleNetで対応地域を拡大

by BITTIMES

Ripple(リップル)社は2019年8月20日、英国の送金会社「Xendpay」がRippleNet(リップルネット)に参加し、送金対応地域を拡大していることを発表しました。XendpayはRippleNetを通じて、バングラデシュ・マレーシア・フィリピン・ベトナム・インドネシア・タイなどへのリアルタイム送金サービスを提供しています。

こちらから読む:金融大手がXRPによる寄付金を受け入れ「Ripple/XRP」関連ニュース

送金時間を大幅短縮|3〜4日を「1時間以内」に

RippleNet(リップルネット)に参加している「Xendpay」はイギリスの有名な国際送金会社であり、日本円に対応している、比較的手数料が安いなどの理由から日本人にも愛用されていました。Xendpayの顧客の大半は、家賃や住宅ローン・公共料金・医療費・教育費などを支払うために母国へと送金を行なっている移民の人々だと伝えられています。

XendpayはRippleNetに加盟することによって、送金できる地域を「フィリピン・バングラデシュ・マレーシア・ベトナム・インドネシア・タイ」などへと拡大し、送金時間を大幅に短縮することができると説明されています。

Xendpayの製品イノベーション責任者であるBhavin Vaghela氏は次のように語っています。

タイバーツを送金した時、支払いが処理されるまでには3〜4日がかかっていました。RippleNetのおかげで、ドイツの顧客は日曜日の午前3時にプラットフォームにログインして、タイの受取人の銀行口座に1時間以内に入金することができます。RippleNetを介したタイに送金された最近の支払いは、90%以上が10分以内に送金されています。

各国法定通貨のサポートもよりスムーズに

Ripple社の発表によると、RippleNetはXendpayがこれまでサポートしていなかったマレーシアの「リンギット(MYR)」やバングラデッシュの「タカ(BDT)」などの通貨にも対応していると説明されています。

これまではこれらの通貨をサポートするためにはそれぞれのパートナー企業と提携を結び、ビジネスケースを作成する必要があったものの、RippleNetに参加することによってそのような無駄を省き、シンプルに送金サービスを提供することができると説明されています。

RippleNetに参加する金融機関は2019年1月時点で200社を超えていることが報告されており、平均すると毎週2〜3社ほどの金融機関がRippleNetに参加していると伝えられていました。グローバル化が進む現代社会において、国際送金を素早く安く行うことは非常に重要なことの一つでもあるため、今後はさらに多くの企業がRippleNetに参加していくことになると予想されます。

2019年8月23日|エックスアールピー(XRP)の価格

エックスアールピー(XRP)の価格は今月15日に27円まで下落して以降、横ばいの状態が続いており、2019年8月23日時点では「1XRP=28.82円」で取引されています。

2019年7月24日〜2019年8月23日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)2019年7月24日〜2019年8月23日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)

エックスアールピー(XRP)などの購入は豊富な仮想通貨を取り扱っている仮想通貨取引所Coincheckからどうぞ。

仮想通貨取引所Coincheckの画像 仮想通貨取引所Coincheckの登録ページはこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

サンノゼ州立大学の「ブロックチェーン学習」促進へ|TRON財団が学生たちと知識共有

サンノゼ州立大学の「ブロックチェーン学習」促進へ|TRON財団が学生たちと知識共有

デジタルドルプロジェクト:米CBDCの基盤となる「ホワイトペーパー」公開

デジタルドルプロジェクト:米CBDCの基盤となる「ホワイトペーパー」公開

ビットコイン底値買い「最後のチャンスは今後3ヶ月」中国BTC億万長者:Zhao Dong

ビットコイン底値買い「最後のチャンスは今後3ヶ月」中国BTC億万長者:Zhao Dong

暗号資産取引所「AMDAX」オランダ初の運営ライセンス取得

暗号資産取引所「AMDAX」オランダ初の運営ライセンス取得

Chiliz:ブラジルのサッカーチーム「CRフラメンゴ」と提携|$MENGOトークン発行へ

Chiliz:ブラジルのサッカーチーム「CRフラメンゴ」と提携|$MENGOトークン発行へ

エルサルバドル政府:ビットコイン法定通貨化に向けた「動画広告」を公開

エルサルバドル政府:ビットコイン法定通貨化に向けた「動画広告」を公開

注目度の高い仮想通貨ニュース

LINE BITMAX:ステラルーメン(XLM)の信用取引が可能に|合計7銘柄に対応

LINE BITMAX:ステラルーメン(XLM)の信用取引が可能に|合計7銘柄に対応

Symbol基盤のNFTをもっと簡単に「ONEPLATE」提供へ:NFTDrive×フードNFTコンソーシアム

Symbol基盤のNFTをもっと簡単に「ONEPLATE」提供へ:NFTDrive×フードNFTコンソーシアム

Symbol活用のNFT特化型ウォレット「NFTDriveEX」発表|様々な機能を搭載

Symbol活用のNFT特化型ウォレット「NFTDriveEX」発表|様々な機能を搭載

OKCoinJapan:TRXがもらえる「Tron SRノードキャンペーン第1弾」開始

OKCoinJapan:TRXがもらえる「Tron SRノードキャンペーン第1弾」開始

規制圧力の中、28,000ドルのサポート維持に苦労するビットコイン

規制圧力の中、28,000ドルのサポート維持に苦労するビットコイン

ビットポイント「ETHステーキングサービス開始記念キャンペーン」開催

ビットポイント「ETHステーキングサービス開始記念キャンペーン」開催

コインチェック:本人確認+入金で「ビットコイン」がもらえるキャンペーン開始

コインチェック:本人確認+入金で「ビットコイン」がもらえるキャンペーン開始

SBI VCトレード「XDC・OAS」取扱開始|エックスディーシーは国内初上場

SBI VCトレード「XDC・OAS」取扱開始|エックスディーシーは国内初上場

国内初のNFTドメイン登録サービス「Value Domain Web3 byGMO」提供開始

国内初のNFTドメイン登録サービス「Value Domain Web3 byGMO」提供開始

ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年5月21日〜27日

ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年5月21日〜27日

MetaMask「PayPal用いたETH購入機能」米国全土のユーザー向けに提供

MetaMask「PayPal用いたETH購入機能」米国全土のユーザー向けに提供

Oasys「ブロックチェーンゲームのハッカソン」開催へ|賞金総額65,000ドル相当

Oasys「ブロックチェーンゲームのハッカソン」開催へ|賞金総額65,000ドル相当

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

XDC Network(XDC)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

XDC Network(XDC)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

PROJECT XENO・GXEとは?基本情報・特徴・取扱う暗号資産取引所などを解説

PROJECT XENO・GXEとは?基本情報・特徴・取扱う暗号資産取引所などを解説

Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

価格上昇で注目が集まるミームコイン「PEPE」とは?基本情報・特徴など

価格上昇で注目が集まるミームコイン「PEPE」とは?基本情報・特徴など

クリプトGPT(CryptoGPT/GPT)とは?基本情報・特徴などを解説

クリプトGPT(CryptoGPT/GPT)とは?基本情報・特徴などを解説

人気のタグから探す