Bitmainは米国に新たなマイニング施設を建設中?
中国のビットコインマイニング企業「Bitmain Technologies(Bitmain)」は、ワシントン州ポートワラワラの近くに「Ant Creek」と呼ばれるデータ施設を建設している可能性があることが、ネット上で公開されている登録書類によってわかりました。
中国の北京を拠点とする世界最大のマイニング(採掘)企業である「Bitmain」は米国ワシントン州のPort Walla Wallaに大規模なマイニング施設と思われる「Ant Creek LLC」を建設している可能性がある事がオンラインの登録書類によって判明しました。
登録書類によると「Ant Creek LLC」はワシントン州タムウォーターに拠点を置く会社であり、所有権の欄にはBitmainの「Jihan Wu」氏の名前が書かれています。
米国のワシントン州では電気料金が安価であるため、ここ数ヶ月間でマイナー(採掘者)からの関心が高まっています。
Walla Walla港のエグゼクティブ・ディレクターであるパトリック・レイ(Patrick Reay)氏は、彼の代理店はブロックチェーン施設の開発に約6ヶ月間Antcreek LLCと協力していると地域広報に語っています。
Reay氏は、開発が「ブロックチェーン施設」であると説明しており、ワラワラ港の町では2つの工業団地の間に40エーカーの土地を賃貸することを検討されているとのことです。
現地の報道によるとポートの官僚たちはビットコインマイニングのプロジェクトは、7〜100万ドルの民間収入と15〜20時間のフルタイム雇用を生み出すことができるとされています。
ポートの取締役は、賃貸料は月額約4,166米ドル、州の賃貸税は535米ドルになると説明しています。
さらにAnt Creekは、Walla Walla郡の建物法令に沿った雨水排水や水路などの特定の不動産所要量の開発に役立ちます。
"Kelly property"として知られているこの土地は、Dodd Road工業団地の南東にありコロンビア農村電化協会の変電所の端に接しています。
Bitmainはこの他にも今年カナダとスイスで戦略的に施設を設立しています。
(参照:Ant Creek LLCオンライン登録書類)
(引用元:union-bulletin.com)