リップル社の経営陣はGoogleの仮想通貨広告の禁止を歓迎
先日発表されたGoogleでの仮想通貨広告の規制に対しては、業界の重要人物の全てがネガティブに捉えている訳ではありません。少なくともRipple社のマネージングディレクターであるダニー・アランダ(Danny Aranda)氏は、「今回の決定を歓迎する」と語っています。
リップル社のマネージングディレクターであるダニー・アランダ(Danny Aranda)氏は、Googleが暗号通貨関連の広告を禁止したことについて、次のように述べています。
"厳しい規制が投資家に透明性をもたらし、暗号通貨間の公平な競争の扉を開くと同時に、暗号通貨に対する信頼性を向上させるため、Googleの決定を歓迎します。"
Googleでの仮想通貨広告の禁止は2018年6月から実施されますが、既に広告活動を行なっているキャンペーンに関しては禁止が実行される前に掲載分を使い果たすための時間的余裕が与えられます。Googleの広報担当者は、禁止は暗号通貨業界の害悪となる部分から消費者を守る目的で決定されたことであると説明しています。しかし同者は"暗号通貨の将来性については誰もわからない"ということも認めています。
仮想通貨業界の主要人物の全員が広告禁止をネガティブに捉えている訳ではありません。むしろ、仮想通貨にスポットライトを当てることで、業界のあり方に対する規制を改善することにより市場の基盤を整えていくことができ、結果的に顧客の信頼性が高まりさらなる投資につながる可能性もあります。
少なくともアランダ氏は、オンラインニュースチャンネルCheddarに対して次のように語っています。
"規制による透明性の強化は、とても、とても、良いことです。ゲームの状態が明らかになりますし、プレイヤーはルールを知ることができます"
"長期的な視点に立てば、規制による透明性が業界にもたらされることでしょう。市場はどのプロジェクトが良いものかを深く学ぶことができますし、暗号通貨の根底にある価値を受け入れることにもつながるはずです"
リップル社は、競合他社が価格を下げている間にも、ブロックチェーン・プラットフォームのオープン性と透明性にコミットすることで価格を上げています。
(引用元:Cryptodaily)
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