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ブロックチェーン・仮想通貨ニュース週間まとめ|2020年1月5日〜11日


2020年1月5日〜11日にかけて紹介した仮想通貨・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2020年1月「ブロックチェーン・仮想通貨」ニュース一覧

コインチェック「ステーキングサービス」提供へ

Coincheck(コインチェック)は、2020年1月9日に仮想通貨リスク(Lisk/LSK)のステーキングサービスを”ベータ版”として提供することを発表しました。

現在このサービスでサポートされている仮想通貨はLSKのみとなっていますが、将来的にはその他の仮想通貨にも対応していく予定だと伝えられています。なお、日本国内の仮想通貨取引所がステーキングサービスを提供するのは今回が初めてであり、LSKのステーキングサービスは世界初だと伝えられています。

金融庁:仮想通貨の「証拠金取引」で新規制

金融庁仮想通貨の証拠金取引における最大レバレッジを”2倍まで”とする方針を固めたことが明らかになりました。これまでの最大レバレッジは、自主規制団体が定めた「4倍」が最大倍率となっていましたが、金融庁の新たな規制によってこの制限はさらに厳しくなることになります。

この新しいルールは今月中に意見公募にかけた上で、2020年春に施行される”改正金融商品取引法”の内閣府令で定める予定だと伝えられています。

米イラン情勢悪化で「BTC価格高騰」

米国イランの情勢が悪化していることを受けてビットコイン価格は上昇を続けています。

今月8日には「イランの革命部隊がイラクの米軍基地に対して複数のミサイル攻撃を行なったこと」が発表されたため、仮想通貨業界でも一連のニュースには大きな注目が集まりました。

麻生財務相「デジタル人民元」に警戒感

麻生 太郎(あそう たろう)財務相が2020年1月6日に全国銀行協会の賀詞交歓会の中で、中国人民銀行(PBoC)が開発を進めている「デジタル人民元」の台頭に警戒感を示すコメントを語ったことが明らかになりました。

中国人民銀行は先日公開した論文の中で「デジタル人民元の基本的な設計が完了した」と報告していると伝えられています。

John McAfee「1BTC=1億円予想」を撤回

ビットコイン強気派としても知られるJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、2020年1月6日のツイートで同氏が以前から語っていた「BTC価格は2020年末までに100万ドル(約1億円)に達する」という予想が”策略”だったことを明かし、古くなったビットコインの代わりに新しい仮想通貨が台頭してくることを示唆しました。

マカフィー氏は今回のツイートの寄せられたコメントに回答する形で、各分野での”オススメ通貨”も語っています。

Coinbase CEOが予想する「2020代の仮想通貨市場」

Coinbase(コインベース)のCEOであるBrian Armstrong(ブライアン・アームストロング)氏は、2020年1月4日に投稿したブログ記事で『2020年代の仮想通貨市場で何が起こるか』についての予想を語りました。

アームストロング氏は「今後特に重要視されると考えられるポイント」や「世界各国の中央銀行の動き」などについても詳しく説明を行なっています。

Cardano創設者が語る「今後10年で起きること」

カルダノ(Cardano/ADA)の創設者でありながら、天才数学者としても知られるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、2020年1月3日に行った”Ask-Me-Anything”で「2020年代に起こる変化」や「仮想通貨業界の今後」などについて自身の考えを語りました。

ホスキンソン氏は『仮想通貨革命はまだ始まったばかりだ』と述べており、様々な分野で大規模な変化が起こる中でも最大の変化は”仮想通貨”によってもたらされると語っています。