ビットコイン価格「40万円台」まで暴落|主要仮想通貨も大幅マイナス
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先日12日の午前8時頃から下落傾向が続いており、本日13日の午前11時頃には一時的に「1BTC=40万円台」まで急落しました。その他の主要な仮想通貨も同様に急落しており、仮想通貨市場では過去24時間で30%〜50%ほどの下落が観測されています。
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BTC大暴落、ロングポジションは増加傾向
ビットコイン(BTC)は昨年11月頃から70万円付近のサポートラインを維持していたものの、先日12日の19時頃にはこのサポートラインを大きく下回り、わずか1時間ほどで60万円付近まで急落しました。その後はやや反発が見られていたものの、13日の午前2時頃からは再び大幅に下落しており、13日の午前11時頃には「1BTC=40万円台」まで下落しました。
40万円台まで急落した後には一時的に60万円台まで反発したものの、その後は再び下落しており、記事執筆時点では「1BTC=50万円台」で推移しているため、今後の動きにも注意が必要です。
2020年2月22日〜2020年3月13日 BTC/JPYの1時間足チャート(画像:bitbank)
最大レバレッジ100倍での仮想通貨取引が可能なことで知られる「BitMEX(ビットメックス)」では、急落が始まった12日19時頃から継続的にロングポジション(買い)のロスカットが観測されています。
13日の8時以降もロングポジションのロスカットは再び増加しているものの、ロング・ショート比率で見ると記事執筆時点では「ロング52%・ショート48%」とロングポジションの方が多くなっています。
(画像:bullbearanalyzer.com)
仮想通貨業界では著名投資家なども含めた複数の投資家から今回の下落に伴った"買い増し"の報告も行われていますが、現在のビットコイン価格はこれまでに語られてきた多くの予想に反して2018年の水準にまで迫ってきているため、引き続き警戒が必要であると考えられます。
アルトコイン価格は「30%〜50%」急落
価格が下落しているのはビットコインだけでなく、主要な仮想通貨を含めたほぼ全ての仮想通貨が過去24時間で30%〜50%ほど急落しています。
時価総額ランキングTOP15の仮想通貨(画像:CoinMarketCap)
エックスアールピー(XRP)は2017年の底値を下回る12円台まで急落しており、トロン(Tron/TRX)に関しては1円を下回るなど、重要視されていたサポートラインを大幅に下回る結果となっているため、投資家の間でも将来を不安視する意見が数多く出ています。
仮想通貨の技術自体は世界中で活用されているため、将来的には回復する可能性が高いと予想されますが、現時点では底値を予想するのが難しい状態となっているため、仮想通貨を購入する場合には警戒が必要です。
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